shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

Parallels 買いました

 2月に購入した ThinkCentre の調子が安定してきたので、NUC6 で使っていた Windows 10 Pro のライセンスが浮きました。

 もともとは、ライセンスを新しいマシンに載せ替えようかと思っていたのですが、ThinkCentre は一応メーカー品だし、保証期間内に変なことをするのは控えようと思いまして、このライセンスをMacで使おう!と思い立ったわけです。

 以下はその顛末です。

Boot Camp との闘い

 MacWindows を動かそうと思ったら、普通は純正の Boot Camp を使うと思います。

support.apple.com

 ところが、私のMac (MacBook Air 13inch, 2017) はもともとサブ使いのため、SSDも 128GB とエコノミー仕様。それでも、頑張って40GB位のパーティションを切って、入れようとしたわけです。

 が。Boot Campさんは冷たいのです。

  • 最低 64 GB の Boot Camp ディスクパーティション*を作成するために十分な空き容量。快適に利用できるように 128 GB 確保しておくことをおすすめします。

 いやいやいやいや。もともと 128GB しかないし。

 まぁでも、もっと頑張って、80GB 空けたのですが...なぜかパーティションが切れない。おそらく領域が連続してないんでしょう、残念ですが本体SSDだけでは無理と判断。

 それじゃぁ、っていうんで、最近安くなってきた 200GB の microSD とかを買ってきて、スロットにドーンと突っ込んで、さぁどうだ!と思ったら...そんな遅いドライブは見向きもされなかった(というか、そもそも外部ストレージの利用を考えてなさそうな)わけで...だめだ、Boot Camp使えない。困った。

Parallels ってどうなの

 いろいろ情報を見ていると、Boot Camp には欠点があるらしいです。使ってもいないのに批判するのは気が引けますが、あちこち見て回ると、よくある不満は下記三点。

  • 再起動しないと切り替わらないのは、やっぱり不便
  • パーティション切るのが面倒くさい
  • キー配列が微妙

 で、Boot Campを卒業された皆さんが購入されているのが、Parallels というソフト。

www.parallels.com

 なんか良さそうなんですけど、ちょっと高いかな~?

アップグレード版(先着2000本)って良いかも!

 で、さらにいろいろ眺めていると、どうやら Boot Campからの乗り換えということで、アップグレード版を買えばよいとのこと。2000本限定とのことですが、だいぶ安い。いいじゃん、と思ってポチリました(ので、宣伝入れておきますが、値段に注意)。

※直販のほうが安い場合が多いそうです。直販リンクはこちら。

www.parallels.com

やはり便利

 さっそく Windows 10 Pro のキーを入力してライセンスを引っ越し、ついでに Ubuntu なんかも入れてみました。それぞれのイメージサイズは下記の通りで、ディスクに余裕のない私にはありがたいところです。もちろん、どちらも microSD上に置いてあります。

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Parallels イメージ二つ

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Windows 10

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Ubuntu画面

 やはり何といっても、トラックパッドを指三本で、すっとスワイプするだけで別のOSに切り替わるのは快適です。イメージファイルを microSDなんかに置いている邪道な使い方であっても、そこそこの速度で動いてくれますし。

 ちなみに CPU-Z でみると、Core2 Duo E8500相当とのこと。この時、MacOS側での使用メモリは 1.7GB程度ですので、8GBしか載せていない私のAirでもそれほどストレスなく動きます。Ubuntuを動作させているときは、1GB位の消費量でした。

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CPU-Z on Parallels

 浮いたライセンスが評価環境として生き返って、サブのMacの出番も増えそうです。めでたしめでたし。

 Parallelsについては、こちらのサイトが詳しいです。いろいろと参考にさせていただきました。

fanblogs.jp

(追記)使いこむといろいろ気になる点が出てくるようです。あくまでサブ使いというか、評価用の環境構築向けと思っていたほうがいいかもしれません(まぁ、この手の仮想環境ってそういうものかも知れませんが)。

appleshinja.com

 少なくとも、このブログを更新できる程度には、日本語入力も安定しています。ただ、Windows側で下記の言語設定をして「アプリの既定の言語」を日本語にしないと、うまく動かないかもしれません。既定の言語が英語の状態だと、何秒か黙っていると、勝手に英語になってしまうことがありました。

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言語の設定

ただし、Mac側に行って戻ってくると英語モードになってたりするので、そういう意味では今一つと言えなくもないです。微妙にMac環境に引きずられるというか。もっと潔く「仮想環境」チックでも良いかな。