在宅勤務で、寝室を書斎化...したまでは良かったのですが、どうもWiFiが遅い気がします。さてどうするか。
WiFiルータが1階だけど、2階でパソコン使いたい
という方は多いと思います。そもそも無線LANの電波が届かないような場合は、WiFi中継器がいろいろ売っていますが、「電波は届いているけどなんか遅い」というときはどうするか。ちょっと思いつく方法としては、こんな感じでしょうか。
しかし、1は結構高いです。アンテナがたくさん立っている機種は場所も取ります。2は比較的リーズナブルですが、中継用のチャネルを消費してしまうのが残念なのと、あまり電波を強化すると隣の家まで飛んで行って迷惑をかけそうです。3は、きしめんケーブルとかで頑張っても良いですが見栄えの問題もあるし、そもそも工事がめんどいです(無論、速度向上には一番効きますので、がんばる、という解も捨てがたいのですが)。
というわけで、どうしようかと困っていたのですが、ハタと気づいたのが「ノートパソコン内蔵のショボいWiFiをやめればよいのでは?」というアイディア。
でかいアンテナは正義
電波の弱いところで通信を安定させたい場合は、アンテナを良くするのが王道です。ノートパソコンといえども、家で使う場合はそんなに持ち歩かないわけで、「でかいアンテナのついたWiFi子機をつかったらどうか?」と思った次第。
で、早速購入(tp-link Archer T9UH)。良さそうじゃないですか?ビームフォーミングとか。Macでも使えるそうです。
大勝利
というわけで、置き場所はちょっと工夫しましたが、無事、リンク速度が3倍に。しかもフラフラせず、安定しました。大勝利です。
窓のところに、下駄となる空き箱を置き、ちょっと高さを稼いで設置。この空き箱がないと 290Mbps のリンクになってしまうことがありました。微妙なものですね。
というわけで、財布に優しく、隣家への電波漏れもなく(というか今と変わらず)、安定したWiFi接続を享受することができました。しめしめ。USB子機、あなどるべからず。
(以下宣伝。I-ODATAさんの製品も気になりますが、コストとデザインがもう一つかな)
(蛇足)メーカー公式の対処情報
「電波が弱い」という前にいろいろチェックした方が良いかもしれません。
ノジマさんは、ルータの置き場所にも気をつけよう、という記事を書かれています。さすが、現場に詳しい。
中継器の利用については、こちらも参考になるかもしれません。