秋晴れの日曜日。以前60Wの折り畳み式太陽電池パネルを入手した記事を書きましたが、その後バッテリーも購入して、太陽電池出力が測れるようになったので、ちょっと測ってみました。が、出力が...
設置の状況
折り畳み式のパネルは小型軽量で割とどこでも展開できるのが売りの一つです。今回はバルコニーでこんな感じで展開。
が、出力はこんな感じで。
やはり秋の弱っちい太陽ではこんなものなのか...あとは、ぼんやりとパネル上に映りこんでいる電線の影のせいなのか?
ちなみに、明るければよいだろうと室内に持ち込んでしまうと、出力はガクッと落ちます。もちろん同じように光を当てればよいのですが、室内だと網戸を閉めたくなったりサッシを閉めたくなったりするわけで...屋外で35Wでているこの状態でも、網戸を通過するだけで出力は20Wに、さらにサッシまで閉めてしまうと、10Wまで落ちてしまいます。まぁ、Low-Eブルーガラスの威力をほめるべきかもしれませんが。
半分出ていれば御の字か
とはいえ、上記バッテリは2時間程度で80%→100%になりました。240Whのバッテリなので、2時間で20%=48Whの充電ができたということになります。平均 24W の出力ということですね。丸一日、穏やかに晴れるというのはなかなか恵まれた気象条件だと思いますが、それでもまぁ、こんなものかということが分かったのは良かったです。
なお、2時間日に当てていた状態で、放射温度計によるとパネルの表面温度は56度ありました。真夏だともっと熱くなるかもしれません。
まとめ
というわけで、定格60Wのパネルと言えども、秋の日差しで水平設置では35Wしか出ないぞ、ということがわかりました。もちろん角度をつけるとか影の落ちない場所に持っていくとかすれば、もう少し頑張れた気もしますが、おとなしく定格100Wのパネルを用意したほうが簡単だったかもしれません。
このパネル、今はもう少しカッコいい後継機が出ています。下記宣伝ご参考。100Wモデルはまだ高いなぁ...