shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

Windowsの拡大表示をやめて、ディスプレイ解像度を変える

先日、アプリ表示がにじむのでプロパティで何とかしのぐ、という方法を紹介しましたが、やはり全部のアプリが救えないというのがストレスだなと思っていました。

shimimin.hatenablog.com

で、ふと思いついたのが「ディスプレイの解像度設定をいじる」という方法。どんなもんでしょうか。

拡大表示の実解像度

愛用しているノートPC(ThinkPad X390)は13.3インチでフルHD(1920x1080)。ドットピッチは 0.15mmで、100%表示だと老眼に厳しいので125%拡大表示で使っていました。この時の実解像度は、1.25で割ると 1536x864ドットということになります。ドットピッチは0.19mmとなり、ちょっと目に優しいかなというところ。ただし、当然ですが、拡大表示に伴って表示できる領域が小さくなってしまいます。

デュアルディスプレイで拡大率が異なると若干問題だということが分かったので、できれば拡大率をそろえたい。要するに100%に戻したい。でも字が細かくなるのは厳しい。となると、もう一つのパラメータをいじることになります。それは、ディスプレイの解像度。

ディスプレイの解像度を抑えて拡大表示をやめる

では、設定→ディスプレイで、拡大縮小を100%に戻す一方で、解像度を1600x900に落としてみます。1920x1080に比べた時の拡大率は120%、ドットピッチは 0.18mmになります。もともとの 0.15mmよりは、ぐっと目に優しくなります。また、当然ながら 125%拡大時よりも、表示できる領域が大きい。これは嬉しいです。

一方で、にじみ具合はどうでしょうか。比較してみます。まずは 1920x1080のまま、125%表示したものがこちら。元画像は 814x724です。

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125%拡大、推奨解像度

一方、100%表示のまま、解像度を落とした場合。画像サイズは 655x560です。

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拡大無し、1600x900設定

一言で言って、大差がない。それなら、表示領域が広くて互換性の問題もない、「拡大無しのまま、解像度を落とす」方が良さそうです。

まとめ

というわけで、高解像度なノートPCで(Surface Proみたいな 2in1も含め)拡大表示の互換性に悩んでいる場合は、拡大表示をやめてディスプレイの解像度設定を変えることをお勧めします。コロンブスの卵的なお話でした。