つい先日、MatePad 10.4を入手した記事を書きました。
その後、Termux を入れて emacs を入れたりしていると、結構これって便利なんじゃないかと思ったので、メモにしておきます。
Termux とは
AndroidでLinuxぽいターミナル環境を提供するアプリ、なのですが、思ったよりいろいろなことができるようです。
初期設定は色々なサイトを参考に。ストレージのリンクは便利です。
ただ、気になるのが apt コマンド。Termux を起動すると、pkg コマンドを使えと出てくるんですよね。
なので、まずは次を打ち込んでみます。
$ pkg upgrade
これ、実は apt update と同じ結果を出します...pkg コマンドをls で見ると、妙にサイズが小さいです。apt コマンドのラッパーなのか?と思って中身を見たらシェルスクリプトでした。
ともあれ、色々入れていきます。
$ pkg install root-repo
$ pkg install file
$ pkg install man
$ pkg install curl
$ pkg install inetutils
$ pkg install wget
$ pkg install openssh
なんと python も emacs も動く
ここまでいろいろ入ると欲が出てきます。なんと python も emacs も一発インストール。
$ pkg install python3
$ pkg install emacs
なんて便利なんだ...
が、Huawei の純正キーボードカバーを使っていると Ctrl-Space が入らないということに気が付きました。いろいろ調べると、そもそもキーコードを出さない仕様らしく。泣く泣く、Ctrl-2 (Ctrl-@相当) で mark することにしました。指がつりそう...ですが、そもそも Meta-key であるところの ESC キーが画面タップなので、まぁこれでガシガシ何か書くというよりは、スマホのタッチキーよりは便利というレベルかも知れません。
それでも、スマホでTermuxを使ってみたときとは段違いの使いやすさ。これは出番が増えそうです。
ちなみに日本語入力に関してはこちらに色々ありました。
Ubuntuも動く...
もはや何が何だかわかりませんが、Ubuntuのパッケージを入れて Ubuntu っぽく使うことができるそうです。
便利そうなので入れてみたところ、termux が使っているストレージ容量が 1GBを超えました...それでも消しませんけどね!
ただ、Termux に色々のっけた状態でそれなりに便利になったので、その上さらに Ubuntu 環境を模して使う必要があるかどうかはケースバイケースかなと思いました。
さらに VScode remote は...
ここまでやると、code-server というものを立ち上げて Visual Studio Code を動かすこともできる、というのを読んで、やってみました。
が、一瞬動いて「すごいなー」と思ったら、すぐ接続が切れてタイムアウトになってしまいました。emacs が動くなら VScode を頑張って入れなくても良いかなと思ったので、こちらは深追いせず。
まとめ
Termuxは結構前からあるアプリで、スマホにも入れていましたが、これまでほとんど使ったことはありませんでした。これほど色々揃っているとは...今回、タブレットでの使い勝手を改めて体験して、これはアリだなぁと思いました。
(以下宣伝)
安いタブレットと組み合わせても良いかも...
これくらい使えるなら、Proの方も興味が出てくるところですが、高い...