shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

Lenovo 300e Chromebook 2nd Gen (2020) が来た

NTT-Xストアで、台数限定でChromebookが激安で出ていました。なんと14800円(税込)。前から Chromebook に興味があったこともあり、ついポチってしまったのでレビューします。遅いけどなかなかに使える奴、かもしれません。

公式はこちら。

www.lenovo.com

主なスペック

  • CPU 2.4GHz AMD A4 dual-core (実際には 1.6GHz)
  • メモリ 4GB/ストレージ 32GB
  • 11.6インチ HD (1366x768) 10点マルチタッチ
  • 1.3Kg, MicroSD, 2xUSB-C, 2xUSB-A, ステレオスピーカ、マイク、前面カメラ
  • WiFi5, BT4.2
  • 子供が乱暴に扱っても壊れなさそうなタフネス

Octaneスコアは1万ちょい。Linux BogoMIPS は 3197。インテルで言えばATOMクラス?

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Octane 2.0

ATOMクラスというと入力が遅くてイラッとするかな?と思うところですが、入力はサクサク、軽快です。私は自分でもキータイプは速いほうだと思っているのですが、全然問題ないです。ChromeOS、こういうところはチューニングが効いていそう。

全般的に、音楽を聞きながら文書を編集するとかの用途には全く困りません...キーボードのリターンキーが小さいことを除けば。

周辺機器の対応も上々

まず、上からThinkPadのキーボードを被せてみます。劇的に打ちやすくなる上、見た目もThinkPadぽくなります(笑

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ThinkPadキーボードを被せる

やはりEnterキーはこれくらいないと...あと、キー配列もちょっと変えておきます。Ctrlキーがあるはずの位置に謎の「検索キー」というのは頂けません。ただ、設定一発で変更できるのは好感が持てますね。

qiita.com

ついで、USB-C経由で外部ディスプレイを繋いでみます。ミラーリングも、拡張ディスプレイも、全く問題なし。いい感じです。

アプリも動く?

さて、Chromebookといえばプレイストアが動くわけですが...やはり AMDなので、使えるアプリはそれほど多くありません。この辺は ARM ベースのマシンのほうが便利なんじゃないかと思います。この機種はローカルストレージが32GBしかないので、アプリを色々入れるには向いてない感じですね。

さらにLinux端末にもなる

Chromebookの隠れた機能は、やはりLinux端末になるということだろうと思うのですが、本当に簡単に端末が起動します。ストレージは食いますが、便利ですね。

support.google.com

本当に、あっという間にインストール完了です。

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Linuxインストール

emacs も入ります。起動には若干時間を要しますが(chrome側でタブをいくつか閉じれば少し早くなるかも)、立ち上がってしまえばレスポンスには問題なし。

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emacs も動きます

参考にさせていただいたのはこちら。

qiita.com

これでAndroid開発とかやる?には、おそらくCPU性能が不足だと思いますが、ChromeOSを使うと簡単に環境構築できるんだなと思いました。

まとめ

激安だったのでそれほど期待していなかったのですが、期待以上でした。Chromebook、結構使えるかもしれません。それなりにハイスペックのものを選べば、Windowsよりも快適かも...

(以下宣伝)

300eは安くなっていて狙い目...

普通はこれくらいの値段が相場ですよね

これくらいのスペックのものを選ぶと、バリバリ開発できるかな?

高いですが...