shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

Amazonの社員教育コンテンツでセキュリティを学ぶ

Amazonが従業員向けの教育コンテンツを無償公開とのこと。

https://learnsecurity.amazon.com/

ページは英語なのですが、日本語の字幕が選べます。世界各国の言葉で寸劇を12本。15分くらいで視聴可能です。

内容は、文字にするとほんの2ページくらい...

https://learnsecurity.amazon.com/training/story_content/external_files/Security%20Awareness_Transcript_ja.html

やはり「Eラーニング」を選んで、個性豊かな役者たちの演技を楽しむのが良いと思います。

主な内容

寸劇は12本ですが、導入とまとめがあるので、中身は10項目です。

  • 安全なコミュニケーション (メールやSNSでの共有)
  • ビジネスデータ (機密情報)
  • フィッシング対応
  • 物理的なセキュリティ (従業員証での入退管理とか)
  • ソーシャルエンジニアリング (攻撃を受けたときの対処まで案内があります)
  • プライバシー (個人を特定できる情報=PII)
  • 謎アプリや謎クラウド (安心できるところのを使う)
  • 会社のリソース (私用に使わないこと)
  • 情報とデータの保護 (ホワイトボードを消すとか印刷したものをシュレッダにかけるとか)
  • バイスのセキュリティ(置き忘れとか盗難に注意)

どれも基本的な項目ですが、コンパクトにわかりやすい動画になっているのが素晴らしいと思います。また、ソーシャルエンジニアリングが入っているところが流石。

(このパートは日本語なのですが、攻撃役の日本語が明らかにヘンなのは、意図的なものなのか...ちょっと深読みしてしまいました)

動画を見終わると、証明書も出てきます。なんかカッコいいぞ。

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修了証明書

まとめ

ということで、基礎のなかの基礎という感じですが、新人教育にお勧めかも知れません。一通り視聴してもらってから簡単に解説を加えるというような使い方も出来そうですね。