先日 lubuntu を入れて生き返った古いノートパソコン。しかし、ちょっと一般向けではありません。そこで、Chrome OS を入れてみようと立ち上がりました。
が、一筋縄ではいかないようで...の記録。
まずは CloudReady (初級)
こちらの記事にもありますが、CloudReady というのを入れると、ChromiumOS として生き返ります。
これは割とあっさりできました。
これでブラウザ上でサクサクっと文書を書いたり、YouTube見たり、といったあたりは問題なくカバーできます。Lubuntu の Chromium は遅かったですが、こちらはしっかりとしたパフォーマンス。
とはいえ、ベースのバージョンは92なので、ちょっと古いとか、stable ブランチだからか、Linux 端末にならないといった問題があります。これはこれでアリ、ですが、ちょっと物足りない感じ...
やっぱり Chrome 行ってみる?
Brunch フレームワークで Chrome OS 化にトライ
さて、世の中にはすごい人たちがいるもんで、Chrome OS のバックアップイメージを展開して普通のノートPCを Chrome OS マシンにしてしまうソフトが存在します。それが Brunch フレームワーク。
で、こちらのインストールガイドにのっとって頑張ると Chrome OS が走るらしい。えっ何それ凄いじゃないですか。
結構ハマる
早速手持ちのUSBメモリにイメージ書いて、やってみる...が。つれなく Missing OS の文字が出て起動せず。
うーん。としばし考え、BIOSの設定などいろいろやってみるが動かず。えー難しいじゃない。
が、まず disks コマンド(ubuntuを使っています)でUSBメモリを初期化してやったらあっさり動いた! CloudReadyのインストールに使ったUSBメモリをそのまま上書きすればよいと思っていましたが、ちゃんとまっさらにしないとダメでした。横着してはいけないというか。
よしよし。良い感じ。
おっけー、良い感じ。(というのは最初だけだった...)
さらにハマる
さっそくいそいそと使い始めたところ、突然落ちて再起動。不安定で使えたもんじゃない...ので、 rammus イメージのほかに octopus とかいろいろ試してみるも、ダメなんですよねぇ。落ちてしまう。良い感じの組み合わせを探して、行けるか?と思ったら youtube で落ちるとか。
さらに、仮想マシンの都合でLinux端末化ができないんですよこれ。
ダメ押しの認証エラー
ひょっとして古いのなら大丈夫かなと思って samusを入れてみたら、なんとなんと、Google アカウントを入力しても「パスワードが無効」とか何とか言って弾かれてしまう!MFAで許可しても通らないという強固ぶり。ダメだこりゃ...八方ふさがりというか、これだけ邪険にされたら、もう Chrome OSなんてインストールする気がなくなりました。残念。
まとめ
というわけで、Chrome OS化は失敗に終わりました。CloudReady でも良いのかもしれませんが、やはり Playストアが動かないのでは片手落ちというかなんというか...元気が出ない。
で、古いノートPCで色々遊んだわけですが、試しにWin10のインストールメディアを作って入れてみたらあっさり、デジタルライセンスが得られました。Win7 だったのに、シリアル番号とか覚えてるんでしょうかね??