寒い日が続きます。うちはほとんどエアコン暖房なので、停電になったら...と思うと気が気ではありません。ネットをぶらぶらしていると、カセットガスボンベを燃料にするファンヒータがあるというので、興味を持ちました。
公式はこちら
https://www.iwatani.co.jp/jpn/consumer/products/cg/heater/cb-gfh-5/
コンセントがいらない!
コンパクトでどこにでも持っていけて、コンセントがいらないガスファンヒーター。それでいて 2kWのハイパワー。スペックだけでも期待が大きかったですが、実際使ってみると満足感大きいです。何しろすぐに温風が来るのがすごい。ガスならでは。
燃焼の排気ガスと、室内の空気の温度差からペルチェで発電してファンを回すって、賢いなぁ。
注意点
さて、すぐ暖かくなるのは良いのですが、パワフルであることの背反もあるので、注意しておきます。
燃費が悪い
標準燃焼時間は、約100分。出力が 2kW なら、3.33kWh となるわけですが、これが電気ヒーターであったなら、その電気代は 27円/kWh換算で90円。
カセットガスはイワタニ純正だと1本200~250円、互換品だと100~150円というところですから、電気ヒーターにはコストでかないません。
ということは、連続運転ではなく、立ち上がりの早さを活かした補助暖房として使うのがよさそうです。特に洗面所なんかは、あっという間に快適に。
換気が必要
10分くらい運転していると、暖かくなるのと同時に、いかにもCO2出てますねという感覚に襲われます。コストの問題だけでなく、これを締め切った部屋で連続運転するのは危険。正面の警告シールは伊達ではありません。
換気をしないと死亡事故に至るおそれがあります
取扱説明書にも「1時間に1~2回(1~2分)換気する」との注意書きがあります。気を付けましょう。コストのこともありますし、やはり連続運転向けの器具ではないように思います。
まとめ
さて、注意点はいくつかあるものの、やはりスイッチポンですぐ暖かくなるガスのパワーは流石です。スポット暖房として、寒い朝に活躍してくれそうです。
(以下宣伝)