shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

USBケーブルチェッカーを買いました

見た目ではわからないUSBケーブルのスペック。以前からチェッカーが欲しいなと思っていましたが、ついに購入しました。ビットトレードワンのこちらです。

f:id:shimimin:20220306160212j:plain

USB Cable Checker 2

公式はこちら

bit-trade-one.co.jp

どんなものか、見ていきましょう。

使い方は簡単

電源を入れて、ケーブルの両端をつなぐだけです。結果はLEDとディスプレイで表示されます。簡単ですね。

駄目なケーブルの例

例えばこんなケーブル。データ線がつながっていない、充電専用品ですが、時々充電できないことがあって、捨てようかどうしようか迷っていたもの。

抵抗が 1.1オーム以上のものは HIGH と表示されるそうですが、これで捨てる決心がつきました。

f:id:shimimin:20220306160434j:plain

駄目ケーブル

普通のケーブル

USB2.0の標準的な奴を見てみます。ちょっと古いですが TypeA-miniBのものはこんな感じ。データ線もちゃんとつながっていますね。

f:id:shimimin:20220306160845j:plain

TypeA-miniB

同様に、USB2.0 TypeC-TypeCを見てみるとこんな感じ。両端とも、シェルとGNDが接続されていることが表示(SHELL-GND SHORT)されています。これは TypeC規格の条件だそうです。また、CC ワイヤもちゃんとつながっていますね。

f:id:shimimin:20220306162406j:plain

TypeC-TypeC, USB2.0

USB3.0 ケーブル

USB3.0 に対応したTypeA-TypeC ケーブルをつないでみるとこうなりました。USB3.0に対応する TX1/RX1 のLEDが4個、ちゃんと光っています。56Kの抵抗や、シェル接地も規格通り。

f:id:shimimin:20220306160742j:plain

USB3.0 TypeA-TypeC

全部入りケーブル(USB3.2+オルタネート)

手持ちの Type-Cケーブルの中で、一番高級なものをつないでみました。全部入りです。

f:id:shimimin:20220306160631j:plain

USB3.2 オルタネートモード対応ケーブル

CC端子は E-marked と表示され、EマーカーIC内蔵ケーブルであることを示しています。このケーブルは 1.5m あるのですが、抵抗値は流石の 260mΩ。高級品。

まとめ

というわけで、見た目では全くわからないUSBケーブルのいろいろな違いが一目でわかります。これはもう必携ツールと言って良いのではないでしょうか。作ってくれた方に感謝です。

宣伝リンク置いておきます。

なお製品マニュアルはこちらにあります。

github.com