見た目ではわからないUSBケーブルのスペック。以前からチェッカーが欲しいなと思っていましたが、ついに購入しました。ビットトレードワンのこちらです。
公式はこちら
どんなものか、見ていきましょう。
使い方は簡単
電源を入れて、ケーブルの両端をつなぐだけです。結果はLEDとディスプレイで表示されます。簡単ですね。
駄目なケーブルの例
例えばこんなケーブル。データ線がつながっていない、充電専用品ですが、時々充電できないことがあって、捨てようかどうしようか迷っていたもの。
抵抗が 1.1オーム以上のものは HIGH と表示されるそうですが、これで捨てる決心がつきました。
普通のケーブル
USB2.0の標準的な奴を見てみます。ちょっと古いですが TypeA-miniBのものはこんな感じ。データ線もちゃんとつながっていますね。
同様に、USB2.0 TypeC-TypeCを見てみるとこんな感じ。両端とも、シェルとGNDが接続されていることが表示(SHELL-GND SHORT)されています。これは TypeC規格の条件だそうです。また、CC ワイヤもちゃんとつながっていますね。
USB3.0 ケーブル
USB3.0 に対応したTypeA-TypeC ケーブルをつないでみるとこうなりました。USB3.0に対応する TX1/RX1 のLEDが4個、ちゃんと光っています。56Kの抵抗や、シェル接地も規格通り。
全部入りケーブル(USB3.2+オルタネート)
手持ちの Type-Cケーブルの中で、一番高級なものをつないでみました。全部入りです。
CC端子は E-marked と表示され、EマーカーIC内蔵ケーブルであることを示しています。このケーブルは 1.5m あるのですが、抵抗値は流石の 260mΩ。高級品。
まとめ
というわけで、見た目では全くわからないUSBケーブルのいろいろな違いが一目でわかります。これはもう必携ツールと言って良いのではないでしょうか。作ってくれた方に感謝です。
宣伝リンク置いておきます。
なお製品マニュアルはこちらにあります。