寒い日が続きます。
我が家のサッシはペアガラス、low-E...なんて言っても、やはり窓から冷気がスーッと降りてきます。段ボールとかプラダンとかで蓋をすることも考えたのですが、やはり正攻法、窓際ヒーターを導入しました。
これで上昇気流を起こすと、冷気が降りてこなくなるという理屈です。はてさて。
ナカガワ工業 マルチヒーター ZZ-NM600
購入したのはこちら。幅60cm、消費電力 55W です。
公式はこちら。
窓際ヒーターとしては、森永エンジニアリング(株)さんのウィンドーラジエーターも有名みたいです。こちらは60cmモデルで 40W とさらに省エネ。
ですが、やはり2割の価格差はでかかった...
表面温度は約50度(実測)
いつものように放射温度計で測ると、表面温度はほぼ50度でした。よほどのことが無ければ火傷はしないですね。森永さんのは最大65度とのことなので、ちょっと弱い?かもしれませんが、50度でもしっかり上昇気流は感じます。良い感じ。
日が落ちて窓から冷気が降りてきたころ、ヒーターをつけると、確かに冷気が降りてこなくなりました。ヒーターをつける前と、つけた後で、サッシ下部分の室温を比べるとこんな感じになります。良い!
エアコン稼働を抑えられるかも
正直、購入する前は半信半疑でした。たかが60Wのヒーターを窓際に置くだけで、そんなに違わないだろうと。
しかし、これをつけていると、エアコンを止めても室温がなかなか下がりません。こんなに効くとは...これは間違いなく省エネデバイスと言って良さそうです。
改めて森永エンジニアリングさんのサイトを見に行くと、いろいろデータがありました。電気代高騰の折、人気出るかもしれませんね。
追記データ
部屋がめっちゃ快適になって、エアコンも良く停止するようになって消費電力も下がってます。窓際の温度データを取りましたので比較してみましょう。
導入前がこちら。午前0時過ぎにエアコンを止めて、朝7時半くらいにエアコンをつけてます。縦軸が温度です。
室温は20度くらいあったのですが、窓際は14.5度から下がっていって、朝方には 10.5度に。道理で寒いわけです。
導入後はこんな感じ。午前0時過ぎにエアコンを止めて8時前にエアコンをつけるのは一緒ですが、この間ずっと窓際ヒーターONの状態です。
そもそも夕方からヒーターONにしているので、0時の時点で22.5度ありますし、エアコンが切れて冷えていくといっても、朝方でも19度以上。室温がこれだけ保たれていると、エアコンONしてもそれほど頑張らない感じで、節電できている気分です。これは良い買い物でした。
(以下宣伝)
今回購入した 60cm のほかに、30cm刻みで180cmまでラインナップされています。
消費電力は90cmが75W、そのあと順に 105W, 125W, 175W となります。
Amazonでは 120cm 幅が売っていないようですが...
森永エンジニアリングの製品は、長さ可変のモデルやブラックのモデルも用意されています。流石ですね。