奥さんにリース車を手配した。チェコでPSAと合弁で作っているAYGOである。1000ccの3気筒、要するにダイハツのエンジンを載せ、ミッションはマルチマチックという、いわゆるオートクラッチ。
で、このマルチマチック、トルコンが噛んでないから坂道発進は後ろに下がることに気をつけなくちゃいけなかったり、極低速ではワナワナと震えたりするけど、マニュアルモードが結構かわいいのだ。
ちょっと回転が上になるような領域でシフトダウンすると、ブオンと中吹かしを入れてくる。なかなか小気味よい。キックダウンに相当するロジックも当然入っているし、一度べた踏みするとしばらくそのギアをキープするようなロジックも入っている。某社には珍しく、そういうロジックが単純明快なので、癖をつかめば結構思い通り操れそうである。
乗り心地については、いわゆる欧州トヨタの固めという味付けだけど、これは是非C1とか１０７と比べてみたいものだと思った。
