shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

あらためてGRレンズ

以前、iPhoneSE のカメラ画像とGRの画像を比較してみたことがあります。

shimimin.hatenablog.com

このときは、iPhoneSE やるなぁと思ったくらいでしたが、ふと思い立ってまた比較してみることに。今度は Android の安い機種、Motorola moto g52j です。

山形の池

撮影場所はこちら。サクラがもう散り始めていましたが、まぁまぁ綺麗でした。

山形の池

割と明るく普通に映っているこちら、motoでの撮影。約5000万画素の、F1.8レンズだそうです。

で、GRでとるとこんな感じ。ちょっと構図が違いますが... RAWでとって現像したものなので、色の感じもお好みにできるわけですが、今回強調したいのは、そこではありません。

GRでの撮影

レンズの差...

改めて、上の画像の左端に映っている遠くのサクラを等倍で比べてみたら、こうなりました。

こんなに違うとは

左が moto (5000万画素)で、右が GR(1690万画素)です。10年前のカメラなんですけど...レンズは古くならないので。いくらセンサーが高解像度でも、レンズが違うだけで、こうも違うんだなと、改めて驚いた次第。

GR III 欲しいかも...

でも高い...ていうかプレミアついてますよねこれ?ああ、受注が一時停止になっているのか...増産、待ってますよ~

www.ricoh-imaging.co.jp

GCamでリベンジ?

Android のほうは、純正カメラアプリの代わりに GCam というアプリを入れるときれいに撮れるという記事もありました。ちょっと試してみるかな...

hypergadget.jp

 

Minisforumの壊れたACアダプタを調査

買って半年でぶっ壊れたMinisforumのACアダプタ。まぁミニPC自体はまだ生きてますが、困ったもんです...

故障したACアダプタ

今回は、最近買ったUSBテスター FNB48P と、USBのインテリジェント負荷KZ35を使って、このアダプタを調査してみます。

FNIRSIのUSBテスター、FNB48P

こういう時に活躍してくれるのが、こちらのテスター。Aliexpress でポチっておいたものです。買ったのは Bluetooth less のモデルなので、箱の写真とはちょっと違うのですが。

FNIRSI FNB48P

こいつの嬉しいところは、PDのプロトコルチェッカーがついているところ。ユーザのレポートがこちらにありますが、いい感じです。

hirokun.jp

ではPDの能力を見てみます

こんな感じになりました。PD3.0, 60Wとのこと。あれ? 65W じゃなかったのか...道理で安定しなかったわけだ。

PDプロトコルは一応しゃべる

インテリジェント負荷の KZ35 は PDプロトコルを喋れないので、QC3.0 で 12V 設定...したいところですが、11.94V しか供給できないと言っているので、まぁそれで、とりあえず 2A くらい引っ張ってみます。

が。だめだ...電圧が維持できませんプロトコルは QC2.0 12V と表示されていますが、いずれにせよ 11.3V って...

11.3V@2A

さらに電流を2.5A 引いてみたら、こんなことに。まさにぶっ壊れてますプロトコルも謎表示に。

9.5V@2.5A

壊れていないアダプタでは

念のため、壊れていないPDアダプタ(65W)で、12V/2.5A 引いてみた時の値がこちら。

問題なし

プロトコルもちゃんと QC3.0 となっているし。正しく動いてます。

壊れたアダプタの利用先は...

もう捨てるかこれ、と思っていたのですが、5V なら 3A 引いても大丈夫でした。

5V@3A

お?ひょっとしてもう少し引ける? 5V5A 引けたら、ラズパイ5の電源として使えたりするかな?

ということで、KZ35の設定を 5V 5A にセット。

いざ、負荷ON!

あっ

ごめんなさい...とどめを刺してしまいました。燃えないゴミ行きです。残念...

まとめ

というわけで、USBテスターや負荷を持っていると、怪しい電源の動きを調べることができます。負荷の設定さえ間違えなければ、間違って壊れることもないと思いますが...過負荷保護がついてない電源の場合は、あっさり壊れるので注意が必要、でした。

Minisforum のACアダプタはかなりショボいので、使わないほうがよさそうです。

(以下宣伝)

アマゾンでも売ってます。5639円+5%off クーポン。ちなみに AliExpress では 4200円くらいでした。

KZ35はこういう奴です。2899円。

 

トラックボールの球を交換してみた

どこで読んだか忘れてしまいましたが、ロジテックM575のトラックボールを変えたら、素晴らしい使い心地になったという記事がありました。

へーそれは興味深い...というので、こちらを調達。

1500円もする、高級品です。さてどうなるか??

ロジテックは偉大だった

購入した赤玉と、純正

いそいそと、赤玉に交換して使ってみたところ...

うん。これは。

まーあれだ、ちょっと、そうだな、えーと。言うならば、「微妙」というところか。

うわー残念!

期待が大きかっただけに。

比べると、純正の青玉の偉大さがよくわかります。すっと軽く動いて、ぱっと止まる。微妙なコントロールも思いのまま。赤玉に変えると、なんだか重い感じです。なめらかな感じが全然しない。一応動くけど、えっナニコレ駄目じゃん...って感じで。秒でおさらばです。

サンワでリベンジ!

しかし、ここで1500円無駄になった...と言ってあきらめる私ではありません。以前使っていて、ボールの動きがいまいち悪くてクビにしたサンワサプライトラックボールで使ってみました。

サンワサプライの玉を交換

おっ。これはなかなか。引っ掛かりがちだった玉の動きが、しとやかになりました。M575には、まだまだかなうレベルではないものの、まぁまぁ指にもついてくるし、もう捨てようかと思っていたサンワサプライトラックボールが延命できそうな感じです。

うん、この球はサンワサプライ用にちょうど良かった。1500円は無駄ではなかった...と自分を納得させることができました。

まとめ

トラックボールの球を交換すると便利?というお題に対して以下のようにまとまりました。

  • Logitec M575 ユーザには、正直お勧めしません(いろんな色の球を試したい方には良いかも)
  • サンワサプライトラックボールを使っていて違和感がある方には、おすすめです!

併せて買うと4780円になってしまいますが...

M575よりは安いです。(でもM575のほうがおすすめかな)

あ、元記事思い出しました。こちらです。ん~、1日使い続ければスムーズになるとな。そんなに待てませんでした...

www.businessinsider.jp

追記

Amazonのコメント見ると、絶賛している人と大したことないという人に分かれますね...私は後者でしたが、そのうちまたトライしてみるかな...

tiny11 をインストールしてみた

メモリ 8GB の遅いマシンが手元にある...ので、ArchLinux でも入れようかと思いましたが、tiny11 というスリム化された Windows11 があるというので試してみました。参考にした記事はこちら。

atmarkit.itmedia.co.jp

さてさて。

まずはダウンロード

こちらのサイトでユーザ登録して、ISOファイルをダウンロードします。が、回線が細いのか、めっちゃ時間がかかりました。4時間くらい?寝る前にアクセスして、そのまま寝ることをお勧めします。

archive.org

で、tiny11 2311 x64.iso というのを入手したら、rufus とかでUSBに書き込んで、いざインストール。ファイル名からわかる通り、23H2 ベースです。

なぜかIMEが入らない

普段使っているキーボードがUS配列なので、Japanese / US key の組み合わせでインストールしようとしたら途中で止まってしまったので、まずは English/US key でインストール。

ついで、日本語化...したものの、なぜかIMEがインストールできず。キーボードの詳細設定を見ると「使用できない入力方式」となっておりました。うーむ。素直に日本語キーボードをつないでインストールしたほうが良かったかもしれません。

が、ここはGoogleさんの「Google日本語入力」をインストールしてクリア。Google Chrome も併せてインストール。

さてどれだけスリムなのか

tiny11 のメモリ使用量

というわけで見てみると、2GBをOSが食ってしまっている。えっこれスリムなの?

確か記事には「2GBメモリでも動作可能」って書いてありましたが、さすがに無理っぽい。特にこのマシンのようにVRAM用に 2GB くらい持っていかれる機種では、4GBでギリギリOSだけ動く感じで、やはりメインメモリは最低でも8GBないと話にならないですね。

一方ディスクの消費は...とみると、Google さんのを入れた後で 38GB。ん~?

タスクのほうを見ると、バックグラウンドタスクが28、Windowsプロセスが90となりました。これってスリムなの?

そもそもWindows 11 Pro のライセンスが必要

一番致命的なのは、これ Windows 11 Home ではなく Pro のライセンスが必要ってことなんですよね。手元のマシンは Home なので、これを使い続けるためにはアップデートが必要...余計な出費になります。Homeでも作ってくれないかな。

Windows 11 Home のクリーンインストールと勝負

なんだか案外スリムでない気がしたので、改めて Windows 11 Home をインストールしてみました。その結果がこちら。

Windows 11 Home 入れなおしてみた

その差 600MB。あれ、この程度ならもう少し詰められるんじゃね?と思って、下記のセットをアンインストール。

  • Cortana
  • ファミリー
  • One Drive
  • ToDo
  • ニュース
  • People
  • フィードバック Hub
  • マップ
  • 映画&テレビ
  • 天気
  • Spotify
  • ウィジェット全部

そしたら、メモリ消費も2.2GB 位になったし、バックグラウンドプロセス 28、Windowsプロセス 86ということで...ほとんど変わらなくなりました。ちなみに消費したディスク領域も 30GB ということで...いやこっちのほうがスリムでしたね。

まとめ

tiny11 のような活動は素晴らしいと思うのですが、現時点ではあまりうれしさを感じなかったかな...Proのライセンスをお持ちの方は良いかもしれません。

何かのご参考になれば。

 

 

SSD値上げに備える

SSDがすごい値上げになるようです。バッファローアイ・オー・データに...驚きの値上げ幅です。生活防衛のため、安いうちに買っておかねば...と思って二種類調達。

www.iodata.jp

 

まずは 256GB

購入したのはバッファローのこちら。3780円でしたが(48%割引)、値上げ後の定価はなんと 10560円ですから、同じ割引率だとしても5500円くらいになりそうです。今ならまだ安い価格の在庫あり。

こちらの性能はこんな感じです。

バッファロー 256GB

ついで512GB

アイ・オー・データさんのほうはこちらを調達。5750円でした(割引率9%)が、新しい定価はなんと 11660円。同じ割引率だと 10700円くらいになります。劇的な値上がり...

こちらの性能はこんな感じ。ちょっと遅い?

アイ・オー・データ 512GB

まとめ

というわけで、1TB モデルや 2TB モデルも軒並みすごい値上げになるので、旧価格での在庫を狙いましょう!

 

MNPワンストップにハマる

あるSIMをMNPしようと思い立ったのですが、いつものように予約番号をとらなくても「ワンストップ手続き」というのがあると聞き、試してみました...が、はまりました。いまいちかも...

au からMineoへ....第一の罠

サブのSIMをMNPしようと思い立ち、いろいろ調べて Mineoを選ぶことにしました。で、なんか便利だという「MNPワンストップ手続き」というのをトライ。

mineo.jp

auは「MNPワンストップ対象事業者」に入っているし、まぁ簡単なのであればそれに越したことはない、ということで...

しかし、これは間違いでした。ある程度バグだしされるまでは、以前のやり方を使うべきだった...

地雷が埋まっていたのはここ。

地雷ボタン

なぜかこれを押したら、「MNP予約番号の受け取り方法」にジャンプしたんですよね。

今は修正されているかもしれませんが、こうなった。

混乱の入り口

なので、「まぁよくわからんけど番号とればいいのね」ということで、予約番号を取ったわけですよ。はい。

「審査待ち」の罠

で、進捗がWebで確認できるっていうのでちょこちょこ確認していたのですが、いつまでたっても「審査待ち」と出るんですよね。まぁTVCMも大々的に打っているし、新学期のシーズンだから混雑しているのかなぁと、待つこと1週間。

罠その2

一週間たったら、突然「審査はキャンセルされました」的な表示に...なんだこれ。

がーん

どうやらこの条件が発動した模様。

7日間以内にMNP予約番号をご登録いただけない場合は、申し込みを取り消しさせていただきます。

まって、ワンストップって予約番号いらないんじゃなかったんかい。と思わずツッコミ。そもそも

MNPワンストップ手続きができなかった場合、「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)ワンストップ手続き不可のお知らせ」メールが送られます。

そんなメール見てないし。念のため受信フォルダ検索したけど出てこないし。迷惑メールフォルダにもないし。いやーバグってるわこれ。

まぁいいや別の会社にしよう...って思っていたら

そしたら何やら電話連絡が。いやこの時代に電話って。普通の時間にかけてこられたって、こちとら仕事してるもんで。面倒だからもう楽天でいいや、と思って放置していたら、祝日の朝に突撃電話が。はいはい出ますよ~

で、営業の人が言うには「今ならまだやり直しができるんで、メールを送るからそのリンクを踏んで頂戴。MNP予約番号はもう一回とってね。本人確認書類とクレカ情報も、もう一度アップロードしてね。てへっ」的な。

なんでまたそんな二度手間をしなくちゃいけないんだよ、と思いつつ、別の会社にするにしても同じ情報を送ることには変わらないので、まぁメールが来たらやりますよ、と返事しました。これが、朝の9時半。

で、メール来ないし。

まぁMineoさんは頑張っているとは思うので、最後のあいさつ代わりに「申し込みに関するアンケート」にここまでの経緯を書いて送りました。

したら、メール来ましたよ。17時に。バッチ処理なんですかね?

超速審査

というわけで、しぶしぶ手続きをして、夕食食べてのんびりして、進捗状況見たら...え、もう審査中になってました。あの「審査待ち」って何だったんですかね、くらいのスーパー快速。最初からこうなっていたら、多分こんな記事は書いてませんね...

今月中に手続き終えないと、auにもう一か月分料金を払わなければならなくなるので、頑張って進めてほしいと切に願う次第です。

まとめ

教訓として...

  • 業務フローで少しでも怪しいと感じたら、「多分大丈夫」ではなく「多分駄目だろう」と思って備えるべし。

全体としては、Mineo さんのリカバリーフォローすごいなぁという印象でした。が、まだ手続き終わってないので、結論は来週まで持ち越しかな...

その後

その後もすいすいと手続きが終わり、無事MNP完了しました。お世話になります。

 

大学生協推奨PC比較(2024年版)

国公立大学前期の合格発表が終わり、受験に一区切りついたご家庭もあるかと思います。新学期に向けて、パソコンを買わなくちゃ...となった時に、目につくのが「大学生協オリジナルモデル」。

昨年、旧帝大の生協モデルを比較したら割と面白かったので、今年もやってみました。さて今年の覇者はどの大学生協さんになるのか?

去年はこちら。1位は九大でした。

shimimin.hatenablog.com

比較表!

昨今はMacも薦めてくる大学がありますが、Windows機で比較します。基本的にメーカーは昨年と同じ傾向ですが、京大がパナから富士通に変更となっています。

大学 機種 CPU メモリ SSD ディスプレイ 重量(g)
北大 Surface Go3 Core i5-1235U 16GB 256GB 12.4/変則 1130
東北大 LIFEBOOK UH08/H3 Core i7-1360P 16GB 256GB 14.0FHD 918以下
東大 dynabook 駒場モデル Core i5-1340P 16GB 256GB 14.0FHD 940
名大 LIFEBOOK UH08/H3 Core i7-1360P 16GB 256GB 14.0FHD 898
京大 LIFEBOOK UH08/H3 Core i7-1360P 16GB 256GB 14.0FHD 918以下
阪大 Let's note CF-FV4 Core i7-1360P 16GB 512GB 14.0QHD 1099
九大 Let's note CF-FV4RFAAS? Core i5-1345U? 16GB 256GB 14.0QHD 1099

さすがにメモリ8GBのモデルはなくなりましたね。

ではコメントです。

北大あかん

なんと昨年を踏襲してきました。いやー、今年もまた他大学より1世代前のCPUを推してくるとは思いませんでしたよ。ディスプレイも相変わらず狭いままだし。一番重いし。2年連続でワーストです。残念。

富士通の躍進

東北大、名大、京大は LIFEBOOK UH08 で横並びとなりました。Core i7-1360P でこのスペックなら、確かに4年使えますね。生協ごとの色が出なくてつまらない...と思いつつ、なぜか名大のモデルだけ20g軽くて900gを切っています。よく調べてみると、富士通の型名は京大も名大も同じなので、スペックを出す時期によって表記が異なっているだけのようです。

ともあれ、14インチで約900gというのは学生さんに優しいスペックだと思います。性能と軽さのバランスがよく取れています。

東大冴えん

昨年は割と独自色を出していた東大ですが、今年は富士通の躍進の陰に隠れてしまいました。まぁ普通、というか弱め?来年は捲土重来を期すべく頑張ってください。

大阪はやっぱりパナソニック

阪大は昨年もユニークでしたが、今年もがっつり、一人だけ512GBの SSDを搭載してきました。スペック上はトップですが、富士通UH08に比べて 181g、おおよそスマホ一台分重いのをどう考えるか...微妙な感じです。

九大もパナソニック

九大は昨年のハイスぺモデルの2024年版を標準モデルに持ってきた感じなのですが、CPUの型番をちゃんと書かないのがいまいちです。パナの法人モデルと同じであれば、i5-1345U なので、スペック的にはおそらく北大よりちょっと上くらい。昨年の勢いはどこへやら...もう少し頑張って欲しかった。

まとめ

こうして比べてみると、「昨年と同じでいいや...」と思っている大学と、コスパをしっかり見ている大学があるように見えました。大変興味深いです。

今年の順位を考えてみると、7位は北大で決まり。6位はちょっと悩みますが、まぁ九大でしょう。5位は...工夫が見られない東大。4位は重量級を選んだ阪大で、性能と重さのバランスをとった東北大・京大・名大を同列1位としました。重量表記に揺れはありましたが、良く調べたら同じものでしたので...

北大は来年もマイクロソフトなんですかね?はてさて。