メモリ 8GB の遅いマシンが手元にある...ので、ArchLinux でも入れようかと思いましたが、tiny11 というスリム化された Windows11 があるというので試してみました。参考にした記事はこちら。
さてさて。
まずはダウンロード
こちらのサイトでユーザ登録して、ISOファイルをダウンロードします。が、回線が細いのか、めっちゃ時間がかかりました。4時間くらい?寝る前にアクセスして、そのまま寝ることをお勧めします。
で、tiny11 2311 x64.iso というのを入手したら、rufus とかでUSBに書き込んで、いざインストール。ファイル名からわかる通り、23H2 ベースです。
なぜかIMEが入らない
普段使っているキーボードがUS配列なので、Japanese / US key の組み合わせでインストールしようとしたら途中で止まってしまったので、まずは English/US key でインストール。
ついで、日本語化...したものの、なぜかIMEがインストールできず。キーボードの詳細設定を見ると「使用できない入力方式」となっておりました。うーむ。素直に日本語キーボードをつないでインストールしたほうが良かったかもしれません。
が、ここはGoogleさんの「Google日本語入力」をインストールしてクリア。Google Chrome も併せてインストール。
さてどれだけスリムなのか
というわけで見てみると、2GBをOSが食ってしまっている。えっこれスリムなの?
確か記事には「2GBメモリでも動作可能」って書いてありましたが、さすがに無理っぽい。特にこのマシンのようにVRAM用に 2GB くらい持っていかれる機種では、4GBでギリギリOSだけ動く感じで、やはりメインメモリは最低でも8GBないと話にならないですね。
一方ディスクの消費は...とみると、Google さんのを入れた後で 38GB。ん~?
タスクのほうを見ると、バックグラウンドタスクが28、Windowsプロセスが90となりました。これってスリムなの?
そもそもWindows 11 Pro のライセンスが必要
一番致命的なのは、これ Windows 11 Home ではなく Pro のライセンスが必要ってことなんですよね。手元のマシンは Home なので、これを使い続けるためにはアップデートが必要...余計な出費になります。Homeでも作ってくれないかな。
Windows 11 Home のクリーンインストールと勝負
なんだか案外スリムでない気がしたので、改めて Windows 11 Home をインストールしてみました。その結果がこちら。
その差 600MB。あれ、この程度ならもう少し詰められるんじゃね?と思って、下記のセットをアンインストール。
そしたら、メモリ消費も2.2GB 位になったし、バックグラウンドプロセス 28、Windowsプロセス 86ということで...ほとんど変わらなくなりました。ちなみに消費したディスク領域も 30GB ということで...いやこっちのほうがスリムでしたね。
まとめ
tiny11 のような活動は素晴らしいと思うのですが、現時点ではあまりうれしさを感じなかったかな...Proのライセンスをお持ちの方は良いかもしれません。
何かのご参考になれば。