Windows で Android アプリが動く仕組み(Windows Subsystem for Android, WSA)をつかって、Amazon アプリストアがプレビューできるというニュースがありました。どんなものでしょう。
とりあえずインストール
インストールは簡単です。
- Microsoft Store を開いて「更新プログラムを取得する」を選択して更新
- Amazon アプリストアを Microsoft Store から入手
- Amazon アプリストアを起動してアプリを入手
Amazonアプリストアは、Windowsのアプリのようにインストールされます。起動するとこんな風になり
起動が終わるとこんな画面になります。
動かしてみる
アプリのラインナップはまだまだ少なくて、ポチポチ押していると数えられるくらいですが、ほのぼの系の無料ゲームを動かしてみました。特に問題なく動くようです。まぁほのぼの系なので...
この仕組みで何が動くと嬉しいかなぁ、と、ちょっと考えてしまいました。ゲームの幅が広がるのがうれしい?
今後に期待
Amazon によれば、現状はまだベータ版とのこと。基本的には開発者向け、アプリの動作確認用みたいな位置づけのようです。
開発者にとっては、ユーザの幅が広がるのが嬉しいかもしれません。Amazonさんは、Amazon coin で課金の仕組みに切り込みたいということでしょうか。頑張ってほしいですね。
これまでのエミュレータとの違いは?
Androidアプリを動かしたい、というだけであれば、エミュレータがいろいろありますよね。
これとの違いは何かな?と思ったときに、一番違うのは Google Mobile Services が動かない(=PlayストアはじめGoogle関係全滅)ということのようです。ん、どこかで見た景色ですね...
Bluestacks との比較記事を読んでみたところ、メモリを大量に食うと書かれていました。うわほんとだ...Amazonアプリストアを起動した状態で、約2GB。
やはり、現状ではAmazonアプリストアは開発者向けのベータテスト、ということなのでしょう。今後どうなるか。
まとめ
- Amazonアプリストア for Windows で、いくつかのAndroidアプリがWindows11上で動作する。
- GMS(GoogleMobileServices)がないので、アプリは限定的
- 単にAndroidアプリを動かしたいのであれば、これまで通りエミュレータをインストールするほうがよさそう(Bluestacksとか)
Bluestacks は以前インストールして使っていましたが、便利でした。まだまだこちらのほうが優位のようです。