shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

第5回 Thinkpad 大和魂イベントに参加

定員40名という狭き門の抽選に当たったので、初めてユーザイベントに参加してきました。案内は Twitter や会員向けメールだけだったのか、あまり目にしませんでしたね。

30周年

IBMのノートパソコンと言えば PS/55note だったよね、というくらいに古株の私ですが、ThinkPad が 30周年というのにはちょっと感慨深い感じがしました。IBMの黒いやつ、初代の登場は1992年だそうです。30年かぁ、そうかぁ...改めて初代を調べてしまったりして。Thinkpad 700のCPUは Intel 486SLC (25MHz) とのこと。そう言えばありましたねぇ。似たような名前でサイリックスの互換CPUもあったっけ。懐かしい。

en.wikipedia.org

とはいえ、そうそう気軽に買える値段ではなかったのも事実で、良いなぁと思っていたけどなかなか購入には至らず。個人で初めて買ったのは T42、2005年のことでした。デビューから10年以上過ぎてたんですね。

エンジニアさんが若かった

さてイベントのほうですが、軽食のサンドイッチやコーヒーをいただいて、エンジニア諸氏のお話を拝聴。初代から同じに見える赤ボッチも、徐々に薄くなったり表面のゴムの突起の配列が変わったりしているそうで、他にもCPU排熱の苦労だとか、カーボンパネルの裏話だとか、いろいろな蘊蓄を聞かせていただきました。

エンジニアさんたちはThinkPadカラーの洒落たTシャツを召されていて(それ売らないのですか、と聞いたらスタッフ限定とのこと...残念)、それぞれに熱く語ってくださったのですが、皆さんお若いので素晴らしいなと思いました。本国との競争もあるのではないですか、と伺ったところ、ThinkPad は本国でもブランドなので、ぜひ作りたいと言って日本にやってくる大陸のエンジニアもいるとのことです。日本のモノづくり、頑張って守ってほしい...

懐かしの2台

こういうのをあげるとキワモノ好みのように見えてしまうかもしれませんが、ThinkPad が昔からチャレンジしていたことが分かる2台を展示テーブルで見つけました。一つ目はこれ。

トラックボール搭載の220

私は今でもトラックボール派ですが、これを見たときはIBMすごいなと思った記憶があります。実際には小さいトラックボールは操作性の点で微妙だったり、ボールが埋め込まれていると掃除が面倒だったりするわけですが、この位置にポインティングデバイス、という発想はナイストライ。今でも全く古くないですね。GPD Pocket3 とか。

次はこちら。ウルトラマンPCです。

Palm Top PC110

これも当時はキーボードちっちゃ!と思った記憶がありますが、登場は1995年とのこと。なんと東芝リブレットの1年前です。大和研究所のチャレンジ精神を感じるモデルですね。

クイズ大会

さてイベントは進行していき、クイズ大会がありました。私は2問間違えて沈みました...が、クイズサイトの反応もイマイチだったなぁ。商品ゲットされた方おめでとうございます。

お土産

最後にお土産をいただきました。初代から現行までのモデル年表、ネックストラップと、初代(Thinkpad700)と同じ外寸のクッションケースでした。

クッションケース

が、このケース微妙に小さくて、かつ分厚くて、何を入れるのか悩みます。エンジニアの皆さんが着ていたTシャツ、販売してくれないかなぁ...(でも5000円は出せませんけどね)

まとめ

というわけで、次は40周年めざしてがんばってほしいなと思いました。X1 fold 16は素晴らしい出来でしたし、Nano のシリーズにも期待しています。できれば、11inch 級の Pico(?)が出てくれると良いのだけど...キーピッチ 19mm を18.8mm とかにして...

 

なおイベントの詳細はそのうち記事になるんだろうと思っていますが、ググったらブログに書かれている方がいらしたのでリンクを置いておきます。全体を通じて、ファンイベント、良い感じの空気でした。お誘いありがとうございました>Lenovo

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