昔から文房具が好きなほうで（というと世代がばれますが）、特に三菱鉛筆ユニには愛着を持っています。先日久しぶりに文房具屋を冷かしていて、いくつか散財したのでメモ。
メカニカルペンシルは 0.7mm が好きです
シャープペンシル、シャーペン、呼び方は何でも良いのですが、芯の太さは0.7mmと決めています。大昔の受験勉強の時からずっと。私にとって、0.5mm は細すぎるのです。がーっと書くと折れるし。0.7mm だと、いつまでも先の細い鉛筆のように、ガシガシ書き続けることができます。
そういうわけで、上の写真に写っているシャーペンは全部0.7mmなのですが、一番上がパイロットのもの。実は高校生の頃に買ったものなので、まぁ良く長持ちするものですね。
上から2番目は、rotring のもの。これも古い。そんなに高くなかったと記憶していますが、一応フルメタルボディなので今のラインナップだと600相当でしょうか。独特の重さと武骨さ、精密ドライバーのような風格が気に入っています。載せ忘れましたがドイツつながりでいえばステッドラーの安いやつも一本持っています。製図の授業のために買ったんだったっけ。その他、LAMYとかファーバーカステルとか、世の中には高級なものもありますが、今のところ縁がないという感じ。
で、後述する2mmの芯ホルダーと、Hi-uni鉛筆に挟まれているのが、今回購入した2本。上側が「ユニ製図用」で、下側が「クルトガ アドバンス」です。
まず、ユニの製図用というのを知らなかったのでとりあえず買ってみました。改めて調べると、パイロットもぺんてるも、製図用を取り揃えていますね。どれも、カッコいいです。
ついで、クルトガ。0.5mmだけかと思っていたのですが、0.7mmのものが、しかもスタンダードとアドバンスの二種類出ているとは知りませんでした。芯の回転速度が2倍、メカパーツで高精度、と謳われていたこともあり、興味本位でアドバンスを買いました。
正直、私は軸の重さとか滑りやすさとかには拘らない質でして、芯が 0.7mmならば書き味はそんなに変わらないと思っているので（書き味を左右するのは芯そのものだと思う）、デザインと価格、ギミックで選んでみました。ちょっと使ってみると「ユニ製図用」は普段使いに良さそうで、30年選手のパイロット君に暇をやれるかも？という感じ。
クルトガの方は、芯先がへこむ独特のタッチがあり、違和感はないものの、ちょっと頼りない印象。0.5mm のクルトガを子供向けに買ったことがありますが、似た感じでした。これは控え選手かな。慣れの問題と思いますが。
改めて自分のペンの動きを観察していると、定期的に軸を回して芯の偏りを防ぐように書いているので、クルトガってすごいメカだけど、必須ではないかもなと思いました。クルマでいえば、これまでMTだったのがATになりましたという感じでしょうか。自動で芯が回るのに慣れると、普通のが使えなくなったりして...
0.7mm ラブの方は海外に多いそうです。ちょっとググったらこういう記事がありました。高い製品じゃなくても、普通に書きやすいですけどね。
https://ippin.pen-house.net/pencil07/
芯ホルダーも試してみました
こちらは、何となくカッコいいなと思って買ったモノ。写真の上は別のメーカーのものですが、やはりユニのロゴがあると、途端に鉛筆ぽくなります。
本来はいろんな固さで取り揃えてデッサンとかに使ったり、2Bとか4Bとかで木材にマーキングしたりするのに使うようですが、HBの芯を入れて普通に鉛筆としても使えます。書き心地も、まぁ鉛筆です。特に、丸くなったらシャープナーの出番があるってところが。
本体が樹脂なのがちょっと残念で、ここが木だったらもっと雰囲気が出たんじゃないかと思います。あと100円くらい高いバージョンで用意してもらっても良いような気が。また、標準で入っている芯は uni なので、Hi-uni を試したかったのですが、どうやら廃盤になっているとのこと。残念...
ていうか、改めて調べてみると 0.7mm の替芯も Hi-uniがないんですね。昔からなかったっけ...Hi-uniの芯は普通のと全然違うので、ぜひ用意してほしいところです。あの滑らかさに相当する...Hi-uni と同じように書ける芯、お薦めがありましたら教えていただけると嬉しいです。
まとめ
というわけで、久しぶりに三菱鉛筆で楽しい気分になりました。いつもありがとうございます。
要望が2点です。
- 0.7mm の替芯、B/HB/Fだけでいいので Hi-uni ブランドを復活させてほしい
- 2mm の芯ホルダーの替え芯、以下同文
以上よろしくお願いします。
（以下宣伝）
