PFUさんがはてなとコラボして「ここが好き」的な記事を書いてほしいということなので、書いてみます。
好きなところと、将来に期待するところ...
好きなところ
というお題そのものになりますが、私がHHKBと長年連れ添って離れられない一番の理由はずばり 「独特なキー配列」です。
1の横はESC。Aの横はCtrl。PC配列だと、1の横はティルダで、ESCは一つ上の列ですよね。CapsLockはCtrlと入れ替えれば済みますが、ESCはなかなか変更しずらい...
続いて右のほうへ行くと、横長のリターンキーだったり、カッコの横がDeleteだったり。パイプとかバックスラッシュが+・=の横とか。PC配列の「普通」と違うんですよね。
こうなると、 もう他に選択の余地は殆どなくないですか?大げさでしょうか。
Unixを覚えた当時使っていたSun3ワークステーション。指が覚えたキー配列。私にとって一番ストレスのない配列が、HHKBの英語配列なのです。なので、これまで何台もHHKBを購入していますが、英語配列しか買ったことがありません...すみません。
キーボード自体のインターフェースはPS/2からUSB、BTへと進化していますが、「鞍は変えない」とばかりに、頑なに配列を変えないHHKB。いちユーザとして、ありがたいと思うし、素晴らしいと思っています。
他の美点としては、箇条書きになりますが5点ほど挙げておきます。
- 正確な入力を支えるキータッチ(クリックがいらない静電容量式)
- コンパクトで、がっしりと安定感のある筐体
- 何年使っても壊れない堅牢さ
- 英語配列と日本語配列を簡単に切り替えられるユーティリティ HHKBCHG.EXE (download)
- 初代BTのファームウェアをアップデートしてくれる素晴らしいサポート体制
これからも是非、生産を続けてほしいです。よろしくお願いします。
by Happy Hacking Keyboard - 一度使ったら戻れない極上のキータッチ | PFU
将来への期待
とはいえ、さらなる発展を願う点もないわけではありません。上記の美点とトレードオフが生じる部分もあるかもしれませんが、チャレンジしてほしいと思っていることが2つあります。
一つは、「軽量化」です。キータッチや堅牢性を守りつつ軽量にするのは並大抵のことではないかもしれませんが、軽量モデルがあったらいいなと。目標は440g以下。
もう一つは、「薄型化」です。これも、シリンドリカルステップスカルプチャを守りつつ薄くするなんて無理かもと思いつつ、薄型モデルがあったら更に魅力アップ間違いなしと思っています。目標、5mm減。
好き勝手言ってますが...要するに、Lenovoのトラックポイント・キーボードに勝ってほしいのでした。