ちょっとルータを再起動したら、一部のAndroidだけWiFi接続できなくなったので、原因を調べました。問題は、DHCP周り。
保存済み、だけど接続できない
ルータを再起動してから、中華タブレット(TECLAST)と中華スマホ(Blackview)だけ、どうにも接続できなくなりました。いずれもIPアドレスを取りに行くけど失敗して「保存済み」という状態に戻ってしまい、「接続済み」にならない、という症状。
よくあるような、WiFiトグルをON/OFFするとか、保存済みネットワークを削除して再度登録してみるとか、再起動してみるとか、そういうのはやってみたうえで、まだつながらない...
開発者モードにしてエラーメッセージを見ると、やはりDHCP周辺が怪しい...
NETWORK_SELECTION_DISABLED_DHCP_FAILURE=1
などという感じです。
ルータのほうを見に行く
うちは Nuro なので、ルータはFG4023Bというもの。DHCPの払い出し状況を見に行くと、なぜか Inactive な重複エントリーが...
なんじゃこりゃ、ということで、ゴミ箱アイコンを押して綺麗にしてあげたところ、無事解決。それにしても、なぜ中華タブレットや中華スマホだけこうなったのか、ちょっと気持ちが悪いですね。Android のバグなんだろうか...
再発防止(だめでした
まず、TECLASTの方は Static IPを振るようにしました。といっても端末側の手入力ではなく、ルータ側に設定します。ランダムMACアドレスをやめて、静的DHCPに。
効果を比較するため、Blackview のほうは設定そのまま(ランダムMACアドレス+通常のDHCP)としました。さてどうなるか。
これで再発防止できたかどうかは、症状が出てのお楽しみ...と思ったら、ダメでした。
再発防止その2
やはり万全を期すなら端末側を Static IP にして、手入力する必要があるかもしれません。なんかちょっとカッコよくない感じ...
再発防止その3
結局、DHCPサーバをもう一つ用意して、クラスCの上半分と下半分を分担させることに。サーバのバグかな...
まとめ
というわけで、DHCP周りでおかしくなったら、ルータの設定を見ると良さそうです。
しかし、これってよくある症状のようですね。こちらも参考になりそうです。