ふと思い立って、オランダ史の本を読んでいる。
17世紀はオランダの世紀と言われ、実際にアムステルダムを歩くと16xxと書かれた建物を多く目にするわけだが、そこに至る過程は全く知らなかったので、面白く読んでいる。しかもこの時代、ベルギーなんて国は影も形もないわけであり、自分が今すんでいるブリュッセル(ブラームス・ブラバント地方)はもちろんオランダの一部として記述されるのが興味深い。
今読んでいるのはまだ繁栄に向かう途中、16世紀半ば。スペインによる過酷な新教弾圧から独立へと立ち上がるオラニエ公ウィレムの苦闘が描かれているところなのだが、いやー、実に壮絶である。オランダの国歌が彼への賛歌であり、記念日ごとに国中がオレンジ色にそまる理由が、遅まきながらやっとわかったよ。
http://<wbr/>www.wor<wbr/>ldfolks<wbr/>ong.com<wbr/>/anthem<wbr/>/lyrics<wbr/>/hollan<wbr/>d.htm