少し持ち物を減らそう、というときに、最近あまり使わなくなった古い一眼デジカメが引退候補に上りました。Pentax K100D-Super という、2007年のモデル。15年前のボディですが、電源が乾電池ということもあり、今でも動きます。画素はなんと、たったの600万画素。
レンズは SIGMA DC 17-70mm 1:2.8-4.5 という、割と明るめのものをつけています。寄れる、というのが売りですが、描写は若干甘いというか、柔らかい感じ。
セットだと結構な重量ですが、割とお気軽にキレイな絵が取れるのが気に入り、今でも時々使っているというもの。これを処分するかどうか...ちょっと町に繰り出しました。
勝負1 近景
まずは蕎麦の老舗、神田まつやです。いつものように行列ができています。K100D Superはすべてオートピクチャーモード、要するにカメラお任せで撮っています。昼下がりの感じが出ていますね。
では、このシーンを iPhoneSE(第二世代)で撮るとどうなるか。
似たような画角になるようにトリミングして、サイズを合わせていますが、すっきりとよく撮れています。オートHDRが効いて、隣のビルとの間とか、空が飛ばずに雲が見えていますが、なんとなく薄曇りのような雰囲気になっています。
主観ですが、右側の提灯の日当たり表現を比較して、この勝負は K100Ds の勝ちとします。
勝負2 マクロ
次はマクロです。K100Ds だとこんな感じ。ピンが甘いですが縮小してしまえばわかりません(汗
iPhoneのほうはこんな感じです。
これは好みが分かれる結果になりました。K100Dsのフワッとしたのも悪くないですが、iPhoneの3D画像のような出力も流石です。ちょっと背景ボケが不自然というか、うるさいのが気になりますが...
この勝負は引き分けとしました。
勝負3 遠景
ちょっと空が飛びすぎましたかね。-0.5すればよかったか...こういうシーンは iPhoneのほうが強いだろうなと思ったら...
やはり圧勝でした。オートHDR、流石ですねぇ。これは文句なしに iPhoneの勝ち。
まとめ
というわけで、1勝1敗1分けとなりました。もっと圧倒的に古い一眼が負けるかと思っていましたが、ちょっと負け、くらいで済んだのはレンズのおかげかもしれません。
しかし、スマホに圧倒的に負けるなら処分しようと思っていたのに、処分できなくなりました...うーむ。壊れるまで使うか...