PCで音楽を聴くとき、ちょっとしたスピーカーがあると幸せになれます。これまで、ヤマハのNX-B55という製品を使っていました。1万円くらいで買えて、LINE入力もできて、結構音も良くて気に入っていたのです。
が、壊れました。左チャネルだけ音が出ません...まだ3年半くらいしか使ってないのにな...
スピーカーを活かす方針
後継はないかと探したところ、この手のLRセパレートタイプはあまり流行らないようで、サウンドバー的なものになりそうでした...うーん。
そもそも、これ安い割にエンクロージャーがしっかりしているんだよな...アンプ部分が壊れたなら、スピーカーだけ活かすのはどうだろうか??
ちょっと調べると、アンプだけ安く売っているのを見つけました。Nobsound NS-01G Proという奴です。BT接続もできるし、評価はそこそこですが、やはり値段が魅力的。
試してみるか...12VのACアダプタも再利用できそうなので、電源なしの奴を調達。さてどうなるか。
準備
まずは壊れたアンプ部分を取り払ってスピーカー配線だけ取り出します。とはいえ、線がぶらぶらするのは嫌なので、RCAメスだけ基板から外して再利用し、スピーカーとして使えるようにします。
ちなみに、壊れたアンプはSTマイクロの TDA7266というICを使っていました。立派なヒートシンク付きだったのに、残念...
あ、子スピーカーからのケーブルはRCAなので、こちらもRCAメス変換端子を手配しておきます。こんなやつ。
全部つなぐとこんな感じです。
さて試聴!
80点かな...
第一印象は、「えっ低音が全然でないじゃん!」というものでした。いかにYAMAHAが優秀だったかよくわかるというか。
まぁでも、この価格、このサイズですから仕方ないような気も...何を期待していたんだと、やや冷静に。まぁボーカルとギターが普通に鳴っているから良いか...ベースがしょぼしょぼですが...
もう一つ、YAMAHAのスピーカーはAUXとBT接続が自動切換えだったのですが、こいつは排他的な接続で、どちらか一方なんですよね。これもちょっと微妙な感じ...まぁでも、この価格だから仕方ないか...
ちなみに、このアンプはUSBでつなぐのが一番良く鳴ります。USBだと音量が大きすぎて困るくらいですが、BTやAUXでつなぐよりも立体感が出ますね。(低音が弱いのは相変わらずですが)
つづく
というわけで、スピーカーの再利用には成功したものの、故障前の音質と比べるとどうしても不満が残る結果となりました。慣れ、かもしれませんが、バスレフポートから聞こえてきた低音が恋しい...ので、もうちょい投資してみることにします。これ。
いや、同じメーカの完成品を大人しく買いなさいという話かもしれませんが...
せっかくキットで提供してくれていることだし、ちょっと試したくなったので...さてさて。