AC切れたら30msでバッテリーに切り替わるポータブル電源があるというのでポチリました。満足感高いです。
ECOFLOW RIVER2
ポータブル電源は各社から出ていますが、やはり安心なのはJackeryだよね、と思っていました。
が、今持っているモデルは三元系のセルだし、長期保管には気を使うなぁとか、USB Type-Cがついてないよなぁとか、若干ロイヤルティが落ちていたのですよ。
そんな時に現れたのが、ECOFLOWのモデル。メリット色々。
- リン酸鉄のセルなので長寿命
- USB Type-Cでも充電できる
- 普段はACにつなぎっぱなしで利用できるパススルー機能がある
- しかもパススルー時にAC側が停電すると30msでバッテリに切り替え可能
えっそれってUPSの代わりになるってこと*1?買わなきゃじゃない?
というわけでUPSを入れ替えました
うちでUPSが必要なのは、小型のデスクトップPCと液晶モニタで、負荷は合わせて80Wくらい。停電の時は10分くらい持てばよいので、これまで安いUPSを使っていました。
これをポータブル電源に置き換えられると、デスクトップPCをシャットダウンするだけじゃなくて、スマホとか色々充電できるわけで、めっちゃ嬉しい!
安売りされてた256Wh のものをゲットしました。安いけど結構しっかりしていて、全然安っぽくないです。こういうのも、もう日本は追いつけないのか...
実際にデスクトップPCを起動した状態で、元のACコードを抜いてみたところ、無事バッテリーに切り替わって給電され、PCのほうに影響はありませんでした。とりあえず、自分の用途には問題なさそうです。
パススルーの詳細
一般に、パススルー充電(電池を使いながら充電すること)はセルを痛めるということになっています。が、ECOFLOWのパススルーは、AC入力をそのままAC出力に流しているらしく、電池は内部だけで使われる模様。
スマホでモニタしていると、下記のように入力=出力となります。この状態で、バッテリはじわじわ減っていき、設定値-2%になると充電が始まります。この時も、充電に設定した電力(例えば200W)に出力を加えた分が入力電力として表示されます。
AC入力が生きている間は、電池とは分離されているように見えます。これなら寿命短縮を恐れることなく使えそう。
ECOFLOWの製品が今どきだなと思うのは、上記のようにスマホとつないで状態を監視したり設定を変えたりできるところです。特にSOCの幅を変えることができるのがナイス。私は上限を60%にしてみました。リン酸鉄のセルといえども、たくさん充電した状態で長期間置いておくのは良くないようなので。(でもそのうち80%とかにしてしまいそう)
まとめ
というわけで、いまポータブル電源を買うならECOFLOWの製品が一押しかもしれません。パススルー機能が嬉しいです。
Ankerとか、リン酸鉄の製品も増えてきて、いい感じですね。Jackeryも、はやくリン酸鉄採用してほしい...
ECOFLOWの公式はこちら。
(蛇足)UPS機能はトレンドだった
どうやら ECOFLOW の 30ms というのは遅い部類に入るらしいです。実測では15msくらいだという報告もありましたが、他のメーカーのと比べてもよいかも知れません。