受験シーズンが終わって、いろんな家族の状況を聞くにつれ、戦略やコストにすごい幅があるのに驚いたのでメモ。
親孝行なA君
A君は高校時代、成績は中くらいでしたが英語が得意で、模擬国連などで活躍しました。そんな彼が目指したのは東京都立大学の国際副専攻。AO入試を狙いました。
秋に応募して、割と狭き門だったそうですが、12月に合格が決まりました。条件として共通テストを受けること、ということがあったので、結局かかった費用は...
AO受験料 17,000円+共テ受験料 18,000円=合計 35,000円。
しかも彼は東京都民だったので、大学の入学金も半額になりました(141,000円)。なんて親孝行なんでしょうか。超コスパ...一発合格の威力、恐るべし。
国公立狙いのB君
続いては、A君ほどではないけれど、十分親孝行なB君。私大は受けない、と強気で臨みました。正直、大丈夫か?と思っていましたが、秋田の国際教養大学と、国立の前期、後期に応募。
秋田には行けませんでしたが、見事前期合格を勝ち取りました。偉いなぁ...
かかった費用は次の通り。
共テ受験料 18,000円+国公立二次3回分 17,000 x 3 = 合計 69,000円。
受験費用は平均30万、という記事もあるくらいなので、立派だったと言えましょう。
親がかりのC君
最後は、本人よりも保護者が熱心に動いたご家庭のお話。教育熱心なお母さまがスケジュールをぎっしり埋めた結果、こんな感じになりました。
国立AO 17,000円
共テ 18,000円
国立前期・後期 17,000円x2
公立大 17,000円
私学1 35,000円
私学2 35,000円
私学3 35,000円
私学4 17,000円
合計 208,000円
結果として、二つの私学から合格通知が来たとのことで、まずは良かったのかなと思いました。が、やはりコスパは今一つ...こんなにたくさん受験する必要あったのかな?と、素人は思ってしまうところです。本当に、家族によってこんなに違うんだなぁと。
私大の医学部とか絡んでくると(大体1回6万円とかなので)また違うんだろうなぁ...と、そんなことを考えた春でした。
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