電気の切り替え - shimiminの日記

東京ガスが「電気を切り替えるとお得」という宣伝をしていたので、ちょっと調べたところ、電気をあまり使わない場合は東京電力より高くなる場合があるようです。

新電力の比較サイトはたくさんありますが、自分で料金を計算すると傾向がよくわかるので、エクセルでちゃちゃっと確認することをお勧めします。

　というわけで、さっそく計算。TEPCOと東京ガスを比較するのが目的でしたが、調べているうちにシェルと楽天にも興味を持ったので、ついでに並べます。

　まずは月の電気使用量180kWh以下で見てみます。基本料金は４０Aとしました。TEPCOは従量電灯Bでもよかったのですが、たまたま自分の現状がスタンダードSというものだったので、そちらの料金になっています。

　なんとなく、まとめるとセット割が効くから安いのだろうと思ってしまうのですが、「ずっとも１」だと100円以上高くなる場合があります。「ずっとも１ｓ」を選ぶと、かろうじて東電よりは安くなりますが、僅差でした。このあたりの使用量だと、基本料金のない楽天でんきが最安になります。

それでは中ぐらいの使用量ではどうでしょう。

　東京ガスの「ずっとも１」が東電と同じ値段になるのは188kWh。これ以降は、じわじわ差を広げます。第三段料金が安いのが効いてきます。350kWhになると、「ずっとも１」が一番安くなります。「ずっとも１ｓ」は、僅差のまま続く感じですね。

　大体250kWhくらいまで楽天でんきが安くて、そのあとシェルが安くて、もっと使うと東京ガスが安い。

　これぐらいの量だと、東京ガスの「ずっとも１」が一番安いですね。600kWhより多く消費する場合は、昭和シェルが安いです。楽天もそれなりに健闘していて、「ずっとも１」に対する差は100円以下をキープ。これくらいの差だと、楽天ポイント込みで考えれば楽天が一番お得な感じです。

120kWhから400kWhで、料金を比較したグラフを書くと下記のようになります。

というわけで、新電力の比較サイトがいろいろあるにもかかわらず、自分でも手を動かしてみて、結局楽天でんきに切り替えてしまいました。値段的にまぁまぁ良いし、基本料金がないからシンプルですし、ポイントもつくし。

電気をそれなりに使う家庭でしたら、東京ガスの「ずっとも１」も良いかなと思いますが、あまり使わない場合は東電より高くなるのが困りものです。

なお、電気をたくさん使う場合は、昭和シェルがいいと思いました。この中では第三段料金が一番安いです。

まぁ、これからも各社料金をいろいろ変えてくるのでしょうから、改定されたらまた考えるようにしたいと思います。