以前、USB3の外付けWiFiドングルがどうしても54Mbpsでしかリンクアップしなくて、大騒ぎしました。結果として、ドライバのQoS設定をONにしたら治ったのですが、今回も似た話です。
IntelのWiFiドライバが遅い
ことの発端は、Surface Pro 7の Intel AX201というWiFiモジュールと、うちで使っている基地局とのリンクが 54Mbps 以上にならない、という悩みでした。ノートパソコンも Intel AC9560というWiFiモジュールで、802.11ac対応なのにやっぱり54Mbps。外付けUSBドングルなら975Mbpsで繋がる環境だというのに...
で、以前ハマった理由がWMM(QoS)の設定だったので、今回もいそいそとドライバのプロパティを見に行ったわけですが...ないんです。QoSの設定が。うーんどうすればいいんだ...
色々試すも、まったく効果なし。頑なに、54Mbps。手元のモバイルWiFiルータに切り替えると 433Mbps とかでつながるので、基地局との相性なのか?とあきらめ、そろそろ 802.11axのルータを手配したかったこともあり、ポチった後で気がついた。そういえば、基地局の設定ってどうなってたっけ。
基地局にもWMM設定があった!
うちはNuroなのでFG4023Bという機器なんですけど、WiFiの詳細設定を見ると、あるじゃないですか、WMM設定が。で、オフになっているじゃないですか!なぜだ...
で、オンにしました。
で、どうなったか。はい、あっさり治りました。585Mbps!
うわー、802.11axの基地局買わなくても良かったじゃないか...と思いましたが、WiFi6だともっと速いかもしれないので、届いたら比べてみます。
まとめ
というわけで、WMM(WiFi QoS)の設定は、ドライバの設定だけでなく基地局側の設定も確認しましょう(って当たり前でしたね)。
2回もハマったので標語にしておきます。
WiFiのリンク速度が54Mbps固定になってしまったらWMM設定を確認する、ヨシ!
皆様もお気を付けくださいませ。