モバイルディスプレイが人気です。私も一つ欲しいなと思い立ち、怪しい中国製はコネクタがすぐダメになったりするので、アイリスオーヤマあたりで手を打とうか...と思ったのですが...
もうちょっとでポチる、というところでこんな記事を見かけてストップ。
そういえば、昔からこういうアプリあったよな...
まずはフリーソフトをトライ
duet というのが良さそう...と思いつつ、いきなり1200円はなぁとも考え。まずは無料のもの(spacedesk)をトライしてみました。
結論を先に言うと、全然使い物にならず。WiFiリンクが 150Mbps くらいしかなかったせいかと思いますが、遅延が強烈でマウスカーソルが動くのも数秒かかる感じでした。残念...
で、duetへ
やはりWiFiでデスクトップを飛ばすのは無茶か...と思って、USB接続ができて評判がよい duet を使うことにしました。アプリが有料なのがちょっと痛いところですが、評判には勝てないというか。
うーん、さすが有料。普通に使えます。もちろん、HDMIとかで直につなぐ場合に比べれば遅延を感じますが(そういう意味で「ラグはゼロ」って言うのは鈍感すぎるコピーだろうと思ったり)、十分我慢できる範囲でした。便利。
欠点が一つ
が、使っていると「なんかマシンのファンがうるさいな」と思うように。確かに、結構CPUを食ってます。そうか、ユーザーモードドライバか...
ドライバと管理ソフト合わせて、2割もCPU食ってる...うーん、そういう罠があったか。
もともとモバイルディスプレイを2万円で買おうとしていたのが、1200円で済んでよかった...けど、本体のCPUを強化したくなるのでは本末転倒というかなんというか。うーん、なかなか難しい。
色々設定をいじってみましたが、この根本的にCPUを食うという部分はどうにもならないようです。下記のフレームレートとかパフォーマンスとか解像度とか、色々変えてもそんなに大きくは変わりませんでした。
まとめ
というわけで、確かに便利だが母艦のファンが回ってウルサイ、という結果になりました。1200円の価値は間違いなくあるけれど、モバイルディスプレイの代わりになるか、と言われるとちょっと微妙。もう少し使ってみて最終判断しようと思います。
なお、お薦めはRetina解像度で映して 150%拡大で使う、というものでした。私は28inch 4Kディスプレイを 150%拡大で使っていますが、拡大率がそろってちょうど良い感じ。
以上、何かの参考になれば。