IPAさんがフォントを作っているのは知っているつもりでいましたが、実際に使ったことがなかったので、ふと思い立ってインストールしてみました。
配布元はこちら。
インストール
ファイルをダウンロードして、展開して、配布元のガイドに基づいてインストールしようかなと思ったら、なんだか説明が合わない...(ちなみに Windows10を利用中)。ひょっとすると、Windows7向けの説明になっているのかも。
Windows10でのフォントインストールについては、こちらのサイトを参考にしました。大変わかりやすくて、助かります。とはいえ、ttf ファイルを右クリックするだけだったとは...
というわけで、IPAexゴシックと、IPAex明朝の二つをインストールしてみました。どんな感じでしょうか。
フォント比較
さっそく比較のため、インストールパッケージに入っている Readme をメモ帳で表示してみます。
IPAexゴシックはハッキリクッキリ、読みやすいです。ただ、固定幅だからか、漢字の字間とかな/カナの字間のバランスが微妙かも?
カナの部分(例でいうと「アウトラインベース」とか)、ちょっと間延びした印象もありますが、長い文章をこのフォントで打つと、なにやら官庁の文書の雰囲気が漂います。さすがIPAさんです。
一方、IPAex明朝は、Win10 のスムージングと喧嘩しているようで、なんか変になってしまいました(端末の設定の問題だと思いますが)。横棒が見えたり見えなかったり、変に太くなってしまったりして、私の環境では常用できないようです。残念。
比較対象として、毎度おなじみのMSゴシック。薄味ですが、懐かしい感じがします。読みやすいか?というと微妙な気もしますが、何十年も使って慣れてしまったので気にならないという感じ...
もう一つ、最近割と使うことが多くなってきたメイリオでも見てみましょう。こちらは可変幅なので比べるのはどうかと思いますが参考まで。このキツキツな感じ、慣れてしまうと危険ですよね...私は割と好きなのですが。
そういえば、Windows10 1809からは、モリサワさんのBIZフォントが使えるようになっているとのことで、こちらも比較してみましょう。BIZ UDゴシック、これは等幅フォントのようです。さすが、モリサワさんのフォントは読みやすいですね。
いろいろあさっていて、半角フォントとか 2/3フォントとか面白いものも見つけたので、早速インストールしてみました。フォントが増えると楽しいですね。
ダウンロードはこちらから。
まとめ
以上いろいろ脱線しましたが、IPAexフォントの一押しは「IPAexゴシック」でした!皆様もよろしければ是非。