shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

アシダ音響(ashidavox)のヘッドフォンが来た

プロが使う高級ヘッドフォンのシリーズで、1万円以下のものがあると聞きました。

アシダ音響(Ashidavox)という会社の、ST-90-05 というモデルです。ラインナップからいうとローエンドになるわけですが...どんなものでしょうか。

www.ashida.co.jp

とにかく人気

アマゾンでも転売されている(リンクは張りません)くらいで、入手するためには公式サイトで予約する必要があります。定価6,600円(2022/6現在)と送料612円で合計7212円です。大体、2か月先くらいの納期のものを予約することになるのですが、黒いモデルはさらに人気で、現時点で予約受付も中止になっているほど。

ashidavox.com

私もほぼ2か月待ちました...が、今日届きました!グレーモデルは昭和な感じで良い!

開封の儀

スペック比較!

最近、音楽はデスクトップスピーカで聴くことが多いですが、とりあえず比較対象として Jabra Evolve 40 というのを引っ張り出してきました。比較するとこんな感じ。

モデル Jabra Evolve40 ASHIDA ST-90-05
ドライバ 28mm 40mm
インピーダンス 32±5Ω 40Ω
感度 93.6dB 104dB
再生帯域 20Hz-20KHz 5Hz-40KHz

5Hzって...こんなに帯域の広いヘッドフォンを使うのは初めてです。どんな音が出るんだろう。

プロっぽくてカッコいい

聴いてみた!

装着感

パッドがふかふかで、耳にあてるとシーンとなります。密閉型...程ではないにせよ、Jabraのオープンな軽い感じに比べると、「音に集中」させるような感じ。ちょっとばねが強いかなぁ...

音質

取り急ぎ手元の適当なmp3を再生...あ、こりゃ駄目だ。ソースがダメ。逆にソースがダメだというのが分かるのは期待が持てます。CDから FLAC でとったファイルに切り替えました。

ほほー。評判通りだなぁ...ベースが力強い。スペック通り...

最初は、あまりにもいろんな音がしっかり鳴るせいで「全体に重厚すぎるなぁ」と感じたのですが、しばらく聴いているとだんだん耳が慣れて、ご機嫌になってきました。これはイイ!

Jabraに戻してみると、まぁアッサリ。これも悪くないですが...Jabra が梅茶漬けだとすれば、ASHIDAは鯛茶漬けですね。

欠点

一つだけ欠点を挙げるなら、「本気すぎる」ことでしょうか。これで音楽を聴くと、頭が音楽でいっぱいになってしまって、他に何もできなくなります。さすがプロ用...

でも、こんな素敵なヘッドフォンが7000円ちょっとで手に入るなんて幸せですね。

まとめ

アシダ音響さんのヘッドフォン、評判通りのすごいやつでした。ながら作業には向かないので、その点ご注意ください。

 

一応公式アマゾン店のリンクを張っておきます。売れ筋のものはおいていませんが...ヘッドセットもプロっぽくてカッコいいです。

古いHDDは捨てましょう

皆さん、古いHDD使っていませんか?

今回、古いHDDにちょっとヒヤッとさせられたのでメモしておきます。物はこれ。

いや、改めて調べるとさすがに古すぎだったことがわかりました。

10年以上前の製品

まずCrystalDiskInfoのデータ。だいたい、これで「正常」になっていれば問題ないと思っていたんですよね...

CrystalDiskInfo便利です

性能はこんな感じ。遅いっ

いや遅すぎ

なんとなく、バックアップテープのような意識で捨てずにとってあったんですが...

突然の異音

いつものようにアーカイブ的にデータを退避して、しばらく放置していたら、何やら聞き覚えのある嫌な音が...

ウィーン、カシャ。ウィーン、カシャ。ウィーン、カシャ...

やばっ。いつのまにかUSBマウントはずれてるし...

復活の呪文を唱えながらUSBを抜き差し。ダメ。

復活のパンチを2,3発、祈りながら見舞う。いざ、再接続!

うぃーーーーーーん、からからから...

よっしゃー!あっぶねー!固着しかかってた!

慌ててデータをまた別のところに退避。祈りながら様子見...何とかデータ退避完了。

あせった!

で、数分したらまた止まった!うわーもうこれ捨てるしかないじゃんか。あかん。

もうこれ捨てよう!

それにしても事前に知る方法はないのか?

正常だと思っていたのに、急に壊れるというのは厳しいです。もう少し良いツールはないのか...と思って探したのがこちらのふたつ。

  1. Western Digital Dashboard 

    support.wdc.com

  2. SEAGATE SeaTools 

    www.seagate.com

メーカーのツールなら間違いなかろう...と思ったのですが。どうでしょう。

WD dashboard

結構いい感じではあるものの、やっぱり「正常」って出てました。うーん...

WD dashboard

SMARTのセルフテスト(short & Extended)ができるのですが、合格してしまうんですよねこれが。Extendedテストなど、2時間以上かかるのですが...あっさりしすぎ。

合格は嬉しいですが...

SEAGATE SeaTools

SeaToolsのほうも、大体同じ傾向です。こちらはSMARTテストだけでなく、独自のテストも可能なのですが...結果は合格。

Seagate Seatools

ツールではカバーしきれない

結局、古すぎるHDDのモータースピンアップ不良などは、一度モーターが回ってしまえばツールでは検出できないようです。結論としては...

10年たったら捨てなさい

でしょうか。

結構古いHDD残っているんだけどなぁ...そろそろ買い替えかなぁ。

最近のは故障予測なんてあるようですが、どうなんでしょうね。「みまもり合図」はSMARTデータだけで判断するようです。稼働時間とか重視しているのかな?

iPhoneSEと高級コンデジの比較

デジカメ、最近あまり使わなくなって「処分しろ」圧力がすごいのです...のシリーズも3回目。これまで iPhoneSE と比較してきましたが、やはり捨てられず...

shimimin.hatenablog.com

今回は、真打登場です。これ。APS-Cセンサー、1690万画素。2013年モデル。

www.ricoh-imaging.co.jp

絶対負けないと思うのですが、さてどうなるか。何しろオーナーに腕がない...けど絶対捨てたくないスナップ番長です。

勝負1 静物

ちょっと日本橋を散歩してきたので、こんな被写体から行きます。まず iPhoneSE。

iPhoneSE 三越

こんなにキラキラしてたっけ?と思いますが、不思議な趣が出ました。GR勝てるのか?さて。

GR三越

やばい!地味!でもこっちのほうが現物に近いんだけどな...勝敗微妙です。引き分けか...

勝負2 近景

次はお向かいの日銀!iPhoneSEがこちら。

iPhoneSE 日銀

明るく写りました。まずい、GRって暗めになるんだよな...補正もかけてないしな...と言い訳をしながら、こちら。

GR 日銀

あかーん。作品ぽくなってしまった。いや、RAWで現像しなおせばいいのさっ。これでどうだ!

GR日銀 RAW現像・明度+20コントラスト+37彩度+8

というわけで、これも引き分け(無理やりだ...)。

勝負3 ツツジ接写

iPhoneSE って簡単にきれいな写真が撮れるので、もうコンデジなんかいらないよね...となるのですが、やっぱり接写は苦手。これはもう勝負にならないのでさらっと行きます。

iPhoneSE ツツジ

GRはこんな感じ。まぁ、これはもう言うまでもないでしょう。ズルい、ともいう...

GRツツジ

勝負4 夜景

では夜景はどうでしょう。

iPhoneSE 夜景

安定して綺麗に撮れますよね。さすが。

GRではこうなります。

GR夜景

渋い...GRのほうが好みですが、まぁ引き分けにしておきましょう。

まとめ

というわけで、GRの1勝3分け。やはり、コレも捨てられません。荷物減らないな...

 

 

Oppo Reno 5A がきた

ダークスポットが気になる有機ELAQUOS zeroから、話題のコスパキングへ。

www.itmedia.co.jp

やはり満足度高いです。

スペック

AQUOS zero は一応ハイスペックマシンですから(なので、中古引き取りも期待していたのに...)CPUはスナドラ845ですし、RAMだって 6GB。ストレージも 128GB。入れ替えるからには、あまり遅いのは困ります。

その点、Reno 5A なら大丈夫。スナドラ 765G は最大クロックこそ 2.4GHz と控えめですが、プロセスは最新の 7nm。同じ8コアですが、スナドラ845は4x1.77GHz+4x2.8GHz であるのに対し、スナドラ765G は 6x1.8GHz+1x2.21GHz+1x2.4GHzと、3クラスタ構成になります。

GeekBench5 を走らすと、AQUOS zeroがSingle 499/Multi 1927 に対し、Oppo はSingle 582/Multi 1691 となりました。single性能はメモリクロックが 2133MHz に上がっているのが大きいのか、コアの世代が Kyro385からKyro475に更新されたのが大きいのか...いずれにせよ、十分な結果です。満足。

要らないソフト

使っていると、なんか聞きなれないソフトが勝手にキャッシュを消してくれるので、さっそく調べてみるとどうやら不要らしい...ので下記二つを無効にしました。有効にしろとうるさいので、本当は消したいのですが、一応様子見。

  • フォンマネージャー
  • HeyTap Cloud

カメラ性能

公式によると「カメラで選ばれたい」そうで、レビュー記事もいい感じ。

www.itmedia.co.jp

ちょっと iPhoneSEと比べてみました。まずは踏切。

iPhone 踏切

Reno 5A 踏切

ちょっとグリーンが強い iPhone に対して、すっきり明るい絵づくりで、派手な印象。でもいい感じですね。

次は夜景行きましょう。

iPhone夜景

Reno 5A 夜景

iPhoneは流石に綺麗。Reno 5A もきれいですが、盛大なフレアが。HDRかけすぎ?ネオンポートレートというフィルタがあるらしいので、次はそちらを試すか...

最後は接写。

iPhoneつつじ

Reno 5A つつじ

これは iPhone の勝ちですねぇ。Reno 5A のマクロも試しましたが全然ダメ。マクロレンズのことは忘れて、普通に寄ればOKでした。


まとめ

やはり新しいスマホは良いですね。昨年のモデルですが...1万円以下で買えたので満足感高いです。さぁ何年引っ張れるかな。

(以下宣伝)Yモバが安いパッケージを出している模様。

AQUOS Zero の EL画面にシミ

AQUOS Zeroを使い始めて2年半ほど。多少の欠点はあれど、それなりに便利に使ってきました。

mobareco.jp

が、最近はバッテリがへたってきたことに加え、どうも画面がおかしくなってきたように思うのです。シミのような。

全面白表示でチェック

焼き付き防止アプリなどで全面白表示にすると、こんな感じでした。

全面白表示

普段から気になっていたのは隅のシミでしたが、改めて全面白表示してみると、ドット欠け?がいくつもあることが分かりました。

画面不良

うーん、有機ELってイマイチなのかも??これじゃぁ中古買取価格も期待できない感じです。困ったもんだ...

有機ELは画面焼けが有名ですが、私はダークモード主体で使っていたので、焼け自体は気にならない状態です。問題は黒い点...これは何?

ダークスポット

ちょっとググったところ、パイオニアの論文が出てきました。

https://jpn.pioneer/ja/strengths/crdl/rd/pdf/2019-1.pdf

もともと有機ELは水分で劣化するので、無機膜をバリア層としているが、そこにピンホールが存在すると「ダークスポット」が発生し、時間とともに拡大する、ということらしいです。えーなにそれ...SHARPの製造工程に問題があるということ?

さらに、この問題は結構昔から話題になっていることもわかりました。

junjikido.cocolog-nifty.com

ガラケーに搭載された有機ELパネルが、この問題で全交換・大損害となり、NECは技術丸ごとサムスンに売却したそうで。もうちょっと粘って地道に改良していれば今頃は...こういう技術を隣国に売り払った当時の経営陣には、猛省してもらいたいですね。

おっと話がずれました。

次期モデル

というわけで、有機ELはイマイチだなぁということで、Oppo Reno 5A に買い換えました!当初はシャープを応援する気満々だったのですが...価格コムの不良レポートが多すぎるのと、価格の差ですね。

pragma-life.com

これについては、また。画面はもちろん液晶です :-)

IIJなど、MNP前提のキャンペーンだと安く買えますが、とりあえず宣伝リンクもおいておきます。タイムセールとか、やらないかな。

なお有機ELの画面焼け防止についてはこちらが詳しいようです。皆さん、いろいろと工夫されていますね。

sp7pc.com

 

iPhoneSEと古いコンパクトデジカメの比較

先日、古い一眼を捨てようと iPhoneSEと比べて、結局捨てられなかったわけですが

shimimin.hatenablog.com

引き続き物を減らす圧力がやまないので、今度はコンデジが候補になりました。2014年デビューのこちらです。1200万画素ですが、撮像素子もレンズも良いものが載っています。

www.fujifilm.co.jp

さぁどうなるか。と、その前にコンパクトデジカメの現状をおさらいしてみます。

コンパクトデジカメとは

スマホのカメラ性能が向上するにつれて、すっかり元気がなくなったジャンルがデジカメ、特に小型で3倍ズームくらいのレンズがついているものだと思います。生き残りをかけて差別化しているようなので、頑張ってほしいとは思いますが、厳しそう...

kakakumag.com

この記事をみると、数年前にデビューしたものが今でも現役らしいので、2014年デビューでもなんとかなるでしょうか。前回と同じく3番勝負で行きましょう。

勝負1 近景

近所の踏切を撮ってみました。

踏切(X30)

なんてことない...ので、iPhoneSE(第二世代)と比べてどうこう言うのは難しそうです。iPhoneSE のほうはこんな感じ。

踏切(iPhoneSE)

どうでしょうね... X30 は流石にフィルムっぽいですが、甲乙つけがたいです。引き分け。

勝負2 マクロ

では、マクロはどうでしょうか?通りがかりに見つけた花をパチリ。

近所の花(X30)

どこにピントを合わせるか悩みましたが、適当にシャッター切ってこんな感じ。良い感じです。

では iPhone 行きましょう。

近所の花(iPhoneSE)

対象がガチャガチャしていることもあり、ちょっと iPhoneSE には不利になりました。例によってボケがうるさいので、X30の勝ち(撮像素子がでかいのでズルい...)

勝負3 料理

今回は曇天だったため、遠景でもあまり差がつかないだろうなと思ったので、3番目の勝負は料理にしてみました。新宿の料理屋さんの天丼です。エビ2尾、イカ、ピーマン、カボチャ、サツマイモ、タケノコと具沢山で、930円でした。おすすめ。

まずはX30です。

天丼(X30)

オートホワイトバランスが効いて、すっきりした感じです。

iPhoneSEだとどうなったか。

天丼(iPhoneSE)

照明の色を残して雰囲気は出ましたが、HDRのせいか、ちょっとべたっとした感じになっています。美味しそうなのはどちらかな... 1:1 で比べましたが、差は微妙でした。これも引き分け。

まとめ

というわけで、一眼よりレンズが小さくて不利かなと思ったX30も、撮像素子の新しさと画像処理の賢さで、iPhoneSEに対して1勝2分となりました。晴天の遠景では負ける可能性がありますが、やはりこれも捨てられない...

どちらも上手い人が撮るとハッキリ差が出るのかもしれませんが、こういう写真がとれるように頑張ろう...

photo.yodobashi.com

 

SolarSaga 100を入手

Jackery のソーラーパネル、最近少し安くなってきたようです。60W の旧モデルを使っていますが、100W パネルを調達してみました。

でかい、重い

届いて最初に思ったのはこれ。しまったこんなにでかいとは...60Wの三つ折りと比べるとこんなに違います。

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でかい

広げたところはこんな感じ。

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広げて比較

Jackeryの三つ折りはディスコンになっていて、現在のモデルは二つ折りなのですが、保管するには三つ折りのほうが便利だなと思いました。

当然ですが高出力

とはいえ、やはり出力にひかれて調達したわけで...同じように太陽にあてても、やはり 60W モデルとは違いました。60W パネルでは 44W くらいの発電量でしたが...

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44W 発電中

100Wモデルでは 68W!これなら充電も早く終わるでしょう。

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68W 発電中

というわけで

でかくて重いですが、しっかり発電してもらえるようです。最新モデルに比べると防水が弱いのですが、まぁ、雨の日に使う道具でもないので良しとします。

次はやはりバッテリーのほうをアップデートしたいところ。今使っている 240Wh モデルは USB PD端子がないので、ノートパソコンなどはACアダプタ経由で充電することになるのですが、AC出力は6W 程度ロスするのがもったいないのですよね...

60W PD対応のこの辺が安くなるのを待ちます...