普段愛用している Thinkpad X390。13.3インチでFHD解像度なので、ドットピッチは 0.153mm。100%表示でも頑張れなくはないですが、125%表示で使っています。これだけなら平和なのですが、デュアルディスプレイにして、そちらが100%表示だったりすると、アプリ表示がにじむことがあるのです。ボケるというか。モヤっとしていて、目に優しくない。
せっかく100%表示でクッキリしているのに、なぜこんなことになるのか...Windowsって、常にユーザにチャレンジしてきますよねぇ...鬱陶しいったら。マイクロソフトによれば、「プライマリディスプレイの拡大設定が維持されてしまうため」なんだそうですが。
ただ、ChromeとかFirefox とかは普通に表示されるので、アプリがダメなんでしょう。MS標準ツールでも、例えば「ペイント」とか、設計が古そうなやつはダメ。「ペイント3D」なら大丈夫。
で、どうするか。
昔の記事を参考に
「アプリがぼやける」的なキーワードですぐヒットしたのがこちら。2015年の記事です。こんなに前から問題になっていたとは。
で、アプリのプロパティで「互換性」を選べばそれっぽいのが出てくるとある。
2015年の記事とは微妙に違うけれども、それっぽいのがあるのでクリック。さらに、多分これだろうというのを変更。
無事、ボケボケは防止されました。
ところがどっこい
同じように mspaint.exe のプロパティを出してみると...ないんです。互換性のタブが。
さすがです。マイクロソフトさんがユーザに優しいはずがなかったです。「ペイント」なんていう古いソフトを使う奴は知らん、ということなのでしょう。
そういえば会社貸与で最近 Surface Pro 7というのを使っていて、こいつも画面が細かいので 175% とかで使っていますが、拡大率設定の違うデュアルディスプレイで広く使おうとすると Office 2016が軒並みボケボケになります。で、こいつらも「プロパティ」に「互換性」のタブが出ない...はい、Office 2016なんて言う古いソフトを使うほうが悪いんです。あーあ。
まとめ
というわけで、「人生これ日々鍛錬」という言葉にて、力なく締めたいと思います...ソフトは新しいのを使いましょう。