引き続きAndroidタブレット強化ネタなのですが... Matepadに音楽ファイルを入れて手持ちの Bluetooth ヘッドフォンで聞いたら悲惨な音質だったので、なんとかせねばと思ってUSB Type-C/3.5mmヘッドフォンアダプタを探しました。
何かの賞を取ったという、radius RK-DA50C を選んでみたので、メモ。
USB Type-C - ヘッドフォン変換コネクタ
Type-Cにアナログヘッドフォンを繋ぐ場合、二種類のコネクタがあるそうです。
- アナログ接続の、ただの変換コネクタ。
- デジタル接続で、コネクタの中にD/Aコンバータが内蔵された、デジタルヘッドフォンアンプ。
もちろん後者の方が音が良いということです。あとで気が付いたのですが、MatePadの付属品に「ただの変換コネクタ」が入っていました。これと比べるとこんな感じです。
期待が大きすぎた
公式のページには色々うんちくが語られていて、さぞや良い音なんだろうなと、ものすごい期待をしていました。もういい歳で、モスキート音も聞こえない自分にはもったいないくらいの、ハイレゾ対応。
接続するヘッドフォンも、安物ではいかんだろうと思ってちょっといい奴を引っ張り出してきて、接続。スペックはこんなやつ。
- 16mmドライバー(密閉ダイナミック型)
- 再生帯域 6Hz - 24kHz
- インピーダンス16オーム
で、さっそく聴き比べてみたわけです。何しろ7000円近いわけですから、透き通るような音、ココロ躍るダイナミックレンジ...なんてのを期待して。
が。
ん?
いや、いい音ですよ。特に不満はないです。入力が弱いとちょっと今一つかなと思いましたが、ボリュームを上げてしっかり鳴らせばイイ感じ。普通に良いです。アナログ接続よりは、透明感が上がっているのは確か。パーカッションの抜けも良い。低音も力強い。聴いていて気持ちがいい。
でも。
7000円は、一般人にはちょっと高いかも...
普及品と聴き比べてみたいところ
ちょっと調べると、アップルの Type-C-3.5mmアダプタがデジタル接続で安くておすすめなんだそうです。しまった、そっちにしておけばよかったかもしれないと思いましたが後の祭り。これ以上投資するのも億劫なので、今回購入した製品がアップルのモノより7倍、音が良いと思い込むことにします。
教訓:期待しすぎてはいけない
(追記)小型PCで使ってみたら良かった
ThinkCentre につないで音楽掛けてみたら、やはりマザボ内蔵DACとは雲泥の差。やはり聴いていて心地よい。大事ですね。
ちょっと高いですが、やはり賞を取るだけのことはある製品のようです。お手元のパソコンが、お手軽に、オーディオ機器になると思えば..安い?かも。
(1年後の感想)認識に難あり
普通にタブレットで使おうと思ったら、認識せず。専用のプレーヤーで見ると「接続エラー」。失敗しました。この値段で、この体験はないわー。対応機種を選ぶようなので、注意が必要です。