shimiminの日記

IT系のメモ書きです。

Amazon echo show 5が来た

先日のタイムセールで 5,980円という、破格の値段で売り出された echo show 5。さっそくぽちったところ、先日届きました。これまで使っていた echo spot に比べて、表示される情報量が格段に違い、便利さ百倍。

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Echo show 5

設定は簡単

 昔 echo dot で苦労したときに比べると、比較にならない簡単さです。とはいえ、spotも簡単でしたから変わってないとも言えますが...これ以上簡単にならないでしょう、というくらい簡単。

 電源入れて無線LANにつなぐだけで勝手にファームウェアも更新されるし、Amazon のアカウント情報を入れれば、もういつもの状態に。電源が echo spot と同じなので、使いまわしてしまいました。

やはり画面が広い

 echo spot は丸形時計表示にしておくと、ちょっとした目玉おやじのような感じでキュートでしたが、通知の文字列なんかは切れてしまって、やっぱり四角い画面が良いなと思うことがありました。

 とはいえ、普通の echo show は10インチ。そんなデカいモノを、机に置く余裕はありません。アメリカと違うのです。

 と思っていたら、小さいのが出て。しかも初登場記念価格?の5980円。もうポチるしかない...(ちなみに通常価格は 9980円ですが、今後もタイムセールで値下げされると思います)

 で、さっそく設置してみると、メインの液晶ディスプレイの前にちょこんと置けるサイズ。素晴らしいです。高さは echo spot と同じくらいで、幅が1.5倍くらいでしょうか。表示面積は倍になりました。

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小さくて便利

もうすこし正確に比較してみます。奥行きが2センチ短いのも嬉しい点ですね。カメラにカバーが付いたのも良いと思います。

項目 echo spot echo show 5
大きさ(mm) H 97 x W 104 x D 91 H 86 x W 148 x D 73
表示面積 φ64mm 139.7mm(5.5inch)
重さ(本体) 419g 410g
素数 480x480 480x960
カメラ 0.3MP 1MP カバー付き
内部スピーカ 1.4inch+0.8inch 1.65inch フルレンジ
電源 15W 15W (echo spotと同じ)
外部SPジャック
価格 14980円 9980円

と、思ったら既に比較サイトがありました。流石、人気者。

freq.tokyo

音質の話

 Echo spot では、あまり音楽を再生しようとは思いませんでした。音が平板な感じがして...。今回の show 5 で音楽を聴いてみたところ、思ったより低音が響きます。筐体の容積が効いているのかもしれません。イコライザで低音を下げて、高音を上げました。

Amazon Photoとの連携

 個人的にうれしいのが、Amazon Photoを時計の背景にできるということ。しかも、日付が同じ、過去の写真をスライドショー的に表示してくれるのです。私は Amazon Photoに3000枚くらいの写真を置いていますので、懐かしい写真が出てくるのはとても嬉しいし、クラウドに写真を置いておいてよかったと思う次第。

 こういう細かいところが、地味にうれしいし、満足感に効いてきます。

まとめ

 というわけで、これが 5980円って激安!次のタイムセールでぜひ!

(と言いつつ、下記の広告リンクは通常価格なのですが...spotも置いておきます)

 

 

恐怖の「デジタル認知症」

先日、中学のPTA企画で「デジタル認知症」という言葉を聞きました。聞きなれない言葉ですが、スマホを使いすぎると脳に障害があらわれるというのです。早速調べると、すでにその手の警告は山ほどありまして...ここでも、ちょっとまとめておきます。

デジタル認知症

 デジタルデメンチアとも。この本で有名になった言葉のようです。

 いろんな記事に取り上げられているので、すでにご存じの方も多いかもしれません。一日でも、スマホから遠ざかることで脳が活性化するとか。

www.mens-ex.jp

 特に怖いのは子供への影響で、小さいうちからスマホ漬けになると、脳の発育が悪くなって障害を負うというデータがあるそうです。特に感情を制御する前頭前野、記憶を司る海馬、言語を司るウェルニッケ野...重要な部分の血流が落ちてしまうとのこと。

 要するに、切れやすくなる、物覚えが悪くなる...怖すぎです。

医師たちの警告

 医師からも警告が出ています。まず、脳トレで有名な東北大学の川島教授。「物忘れ外来」クリニック院長の奥村先生。ネット依存の治療で有名な久里浜医療センターの樋口先生。そして、日本医師会・日本小児科医会からも警告のポスターが出ています。病院の壁などで、ポスターをご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。医療現場を預かる医師の警告は、症例に基づくだけに、重たいです。

http://dl.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20170215_31.pdf

 

 川島先生の話は、こちらの記事や、対談にまとまっています。

toyokeizai.net

www.chichi.co.jp

 奥村先生の話は、こちらのライブドアニュースに端的に書かれています。脳機能の低下はMRIを取ればすぐわかるそう。

news.livedoor.com

 樋口先生の本には、ネットやスマホの利用により脳がダメージを受ける度合いは、アルコール依存患者や薬物依存患者と同等、と書かれているそうです。

 また、脳科学者の枝川先生(早稲田大学)に伺った記事がこちらに。

wpb.shueisha.co.jp

  PTA企画の講師の先生からも、恐ろしい症例を一つ伺いました。小学2年生のとき、誕生日プレゼントに任天堂DSを買ってもらって、毎晩寝る前に2時間、ゲームをしていた子供さんが、中学二年生の時、学校から帰宅しようとしたところ、突然自宅の位置がわからなくなり、帰れなくなってしまった。困って徘徊していたところを保護され、若年性認知症と診断されて入院。回復まで何年もかかったそうです。

タブレット授業って大丈夫なのか?

 最近、教科書をデジタルにして、タブレットに入れ、問題を解くのもタブレットでやる風潮があります。例えばこんなやつとか。

n.loilo.tv

 なんとなく良さそうに思えるのですが、本当に大丈夫なんでしょうか。ちょっと心配です。

 デジタル教科書の弊害は、「自分で覚えずに、見て判断する癖がつく」ことだそうです。でも勉強の要諦は、手を動かして、頭を使って、覚えた記憶を総動員して...ということのはず。タブレットに出てくる綺麗なグラフィックをちょいちょいと弄っているだけで、知識が身につくとはとても思えません。

 この手のタブレット教育を本格導入した学校の、進学実績の推移を見てみたいものです。

もちろん子供だけじゃない

 スマホによって脳が情報入力のオーバーフローを起こしてしまうのは、子供だけではありません。NHKクローズアップ現代でも取り上げられていました。武田キャスターが身体を張って、自ら「前頭葉の血流不足」を番組内で開陳しています。

www.nhk.or.jp

 ここに出てくる認知症のチェックリスト、私も多数ひっかかりました。簡単な足し算に時間がかかるようになったとか、物忘れがひどくなった気がするとか。

 スマホを断って、山にこもって星を眺めるか...なお心配な向きには、認知症のチェックテストもあります。

test.ninchishouyobou-k.com

 ドキドキしながらやりましたが...無事100点取れました。ほー。 

さいごに

 デジタル認知症、引き続き追いかけていきたいと思います。皆様もどうぞご注意ください。特に小学生・中学生のお子さんにスマホを渡すのは、できれば止めたほうが良いんじゃないかなと思います。(川島先生は規制すべきと仰ってます)

 海外のサイトにも、同じような警告があります。小さい子供に与えるものではないと、強く思います。

jp.techcrunch.com

関連リンク

Huawei Watch GT 6か月レビュー

 ファーウェイのスマートウォッチを購入して、もう半年以上たちます。使い勝手も良く、初めて会う人からも「その時計、何ですか?」と聞かれることが多いので、デザインも目を引くものがあるのでしょう。

 半年を振り返って、気が付いたことを書いておきます。

 

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Huawei Watch GT

半年たっても変わらない

 さて、購入して半年、何か変わった点はあるかと聞かれれば、特になしということになりますが、半年使って全く不満がないというのは凄いことです。途中、Huawei Health(ヘルスケア)のアップデートの時に英語になって困ったことはありましたが、すぐ直りましたし。先日アプリもバージョンアップして、9.0.6.431 を入れて使用中です。Huawei ID などは登録していませんが、普通に使えています。

 電池の持ちは相変わらずで、特にへたった感じもありません。夏のお盆休みで10日ほど充電しないで使用したところ、電池残量は47%でした。この間、GPSは起動しませんでしたがBT通知、天気予報更新、目覚ましアラーム、心拍モニターなどはいつも通り使用。私の使い方だと20日間は持たないかもしれませんが、2週間くらいは余裕です。

 ELパネルは外でも見やすく、バイブレーションも良い感じなので、かかってきた電話が取れないとか、メッセージが届いても気づかないということがありません。Bluetooth の安定性は大したものです。天気予報も、切れなくなりました。時計自身を再起動したのは、もう何か月も前のように思います。安定しています。

良品廉価

 まだ半年でこういう評価を下すのは早いかもしれませんが、これだけ機能が付いていて、2万円強というプライスは素晴らしいと思います。初対面の人に聞かれても、自信をもって価格を案内できます。

 これこそまさに良品廉価、昔の日本企業が提供していた価値なのではないでしょうか。日本のメーカーも頑張ってほしいです。

細かいところにも配慮が

 最近気づいたことに、ボタンを押したときの文字盤の表示時間がモードによって違う、ということがあります。

  • 通常モードの時 ボタンを押すと、5秒間点灯
  • ワークアウトモードの時 ボタンを押すと、15秒間点灯

 ワークアウトの時は、歩行した距離とか心拍数とかを確認しますが、15秒間というのは割と長くて、動いていてもしっかり読めるのが良いです。もしこれが5秒のままだったら...何度もボタンを押すことになるでしょう。

 こういう芸の細かさは、開発者が使い込んでいるからこそ(あるいは、ユーザフィードバックを丁寧に拾い上げているからこそ)のモノだと思います。こういう配慮を見つけると、「ああ良いモノ買ったなぁ」という満足が得られるのは私だけでしょうか。

今後は文字盤に期待

 最近はファームウェアのアップデートもなく、ちょっと寂しい感じがします。フェースの種類も増えなくなってしまっているのが、唯一の残念ポイント。

 公式ページにはいろいろあるように見えるのですが、「国地域によって異なります」となっているので、そのうち対応されるのでしょうか。シンプルで落ち着いていて、かつ情報量が多いやつを頼みます。

 次は1年レビューを、年末に書きたいと思います。それまでに文字盤の種類が増えていると良いなぁ。

追記(8/24)

 最近2回ほどファームウェアアップデートがありました。1.0.9.6(C02) になって文字盤が点灯する時刻などを設定できるようになったようですが、今まで通りの使い方で問題なし。アプリ(ヘルスケア)の方も、バージョン 9.0.6.438 になりました。

 あいかわらず、HUAWEI IDは登録していませんが、睡眠のアドバイスは得られるし、活動記録の動機とか心拍モニタとか、私が必要な機能は問題なく使えています。Android は 9 です(シャープ SH-M08)。

 

consumer.huawei.com

shimimin.hatenablog.com

追記(10/12)

 HUAWEI ID は登録しないといけなくなりました。残念。

shimimin.hatenablog.com

 ところで、台風が来た時に気圧計が結構正確であることに気が付きました。トレッキングデバイスとしてもつかうわけで、それなりのセンサーを載せているのかもしれません。

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割と正確な気圧計(台風通過中)

(一応、宣伝。小さいほうは電池持ちが半分になります)

 

ソラコムSIMを普段使いしてみる

 先日、ソラコムさんの「もくもく会」という無料セミナーに参加したら、データ通信用のナノsimを無料で頂きました。事務手数料も取らずにポンと配られたので、太っ腹だなぁと思いつつ、何に使おうかと考えたのですが、とりあえずタブレットに突っ込んでみることにしました。

 講師の方が「うちの娘の iPhoneはソラコムSIMですよ」とおっしゃっていて、それは良いなと思ったのがきっかけです。ただ、ソラコムには通話SIMがないので、電話は050になるのかな?

 ちなみにソラコムさんのサイトはこちら。

soracom.jp

ソラコムSIMとは

 ソラコムさんはいろんなモノをネットワークにつなぎこむための(いわゆるIoTですね)サービス全般を扱っている会社だと思っていますが、肝になっている足回りの一つがLTE網なので、そのためのSIMを販売しています。国内版はDocomo回線とKDDI回線の二種類、それから海外版があります。セミナーで配っていたのは、写真の Docomo版データSIMでした。

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ソラコムSIM

 本来はこういうIoT箱に入れて、センサーのデータをクラウドに集めたりするために使うものなので、どちらかと言えばシステム構築屋さん向け、言わばプロ仕様。でも、もちろん私のような趣味人がDIYで使っても全く問題ありません。

 標準の速度は 512kbps(上り・下りとも)に設定されています。速度は4段階に設定できて、以下のようになっています。

  1. (最も遅い)32kbps
  2. (低速) 128kbps
  3. (標準) 512kbps
  4. (高速) 2Mbps

 温度や湿度といったセンサーのデータを時々送る分には、32kbpsでも十分ですし、TV会議をしたりYoutubeを楽しんだりする場合にも、 2Mbps というのは悪くない速度です。とはいえ、大きいファイルのダウンロードとかはやめておいたほうが無難でしょう。速度はWebのコンソール画面からいつでも変更できます。

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ソラコムコンソール

 今回、SIMを入れたのは Lenovo Tab4 8 plusというタブレット。割と安くてそこそこのスペックをもつものです。

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Lenovo Tab4 8 Plus

 ちなみにこのタブレット、先日のタイムセールでは25780円という安値で出ていましたから、次のタイムセールでも狙い目かも...あるいは、今買うならHuaweiタブレットがおすすめかもしれません。一応リンクを置いておきます。

料金について

 さて、趣味で使うといっても、あまり高価では手が出ません。が、有難いことに、ソラコムさんの料金体系は割とリーズナブルです。

soracom.jp

 基本料が一日10円。これに、通信量に応じた従量料金が加算されます。単価は速度と時間帯によって区分けされていて、一番速い 2Mbps で日中使うと、上り 0.3円/MB、下り 1円/MB となっています。さて、これをどうとらえるか。

 例えば、mineo のデータSIMは 500MBで700円。ソラコムの基本料を月300円と仮定すると、2Mbpsの場合は400MBで、512kbpsなら500MBで、mineoと同額になります。mineoは空いていれば 20Mbps 以上の速度がでますし、500MB使い切った後も 200kbpsで通信ができるので、単純に考えたらソラコム普段使いのメリットは小さいでしょう。

 一方、たまにしか使わない場合。私のタブレットなんかは、普段自宅で使っているときは WiFi接続ですし、出張時にホテルで使うときもWiFi接続で、移動中ガシガシ使うことはあまりありません。月に300MBしか使わない、というようなときに、コストメリットが出てきます。

まとめ

 というわけで、月間の転送量が 200MB とか 300MB で済む場合、IoT向けのソラコムSIMを使えば、格安SIMよりもさらに安上がりになるよ、というお話でした。私の場合、タブレットWiFi環境以外で使うことは月に2,3日なので、ちょうど良いかなと思っています(が、今後の値下げにも期待しています、ソラコムさん)。

 ちなみにソラコムSIMはアマゾンでも売っていたことがあるようですが、この記事を書いている時点では、USBドングルやボタンなどとのセットしか売っていません。したがって、無料セミナーに参加したり、展示会とかで探してみるほか、アカウントを作ってコンソール画面から発注する、という方法で入手することになります。

 詳しくはこちら。

soracom.jp

 そのうち遠隔で自宅のカギをかけるとか、IoTで遊ぶ際には、タブレットから外して、このSIMを使おうと思います。ソラコムのサービスは色々と面白いので、今後も期待しています。

(最後に、これを宣伝。技術者向けですが、面白いです)

 

Huawei Health の現状

Huawei Watch GT は結構良い製品だと思っていますが、Android アプリの Huawei Health (ヘルスケア)について、困っている人が多いようです。

例えば、

  • データが消えた!
  • Huawei ID を入れないと使えない!
  • Huawei モバイルアプリを入れないとダメだと言われる!

などです。

私の方では、今のところセーフなのですが(Huawei Healthのバージョンは 9.0.4.387、Android のバージョンは 8.1.0)、アプリのアップデートをしたら日本語が使えなくなって焦ったので、顛末を書いておきます。

バージョンアップは慎重に

 私は割と無防備に、Android のアプリの更新をしてしまうほうです。困ったら消して乗り換える、というような感じでおりました。

 が、本日 Huawei Health をバージョンアップしたあとに、勝間さんのブログを見ると「データが消えた!」と書いてありました。ヤバいかも!

katsumakazuyo.hatenablog.com

 ダウングレードすると良い、と言われても、そんな準備はしてないので...と、恐る恐るアプリを開いたら下記の画面が。

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言語パック?

英語になっちゃいました!ただ、幸いなことに、データが消える、ということはなく、普通に動いているみたいです。(それに、このエラーダイアログを日本語で出している時点で、結構しっかりしてるなぁと思ってしまいました)

 英語ねぇ、まぁ良いけど、睡眠のアドバイスを読み解くのが面倒だな...と思いつつ、何回か再試行しているうちに、ダウンロードが成功したらしく、元に戻りました。はぁ、焦った。

 この場合「インターネット接続が安定していることを確認してください」なんて言うのは余計なお世話なわけで、サーバ側が混雑してたんじゃないかと疑っております。まぁ治ったから良いけれど、次にどうなるかが心配なので、Google Playの設定に飛んで、自動更新をオフにしました。

謎の Huawei ID

  さて、Google Play の評価をみると、星一つが並んでいます。見ると、「モバイルサービスアプリを入れないと使えない」「単体で使えるようにしてほしい」といったコメントが並んでいます。

 はて、自分はそんなアプリを入れた覚えはないし、単体で使えているんだけどな...と不思議に思いながら、改めて Huawei Health をいじっていると、「自分」タブにHuawei ID の入力欄があることに気づきました。

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Huawei ID

 を?これ何だろう?自分は当然のように「登録せずに」使ってましたが、登録すると何かいいことがあるのかも知れません(とはいえ、別に登録しようとも思いませんが...)。あるいは、何らかの布石なのか。

 このタブの「設定」からたどれる、「個人情報保護通知」を見ても、各種データは端末内で処理されていて、Huawei のサーバにアップロードされることはない旨、書いてあります。実際、トラフィックが増えたりもしてないし、Netstat で見ても、どこかとコネクションを張ったりはしていません。まぁ、どちらかと言えば行儀のよいアプリなのではないかと考えています。

まとめ

 というわけで、冒頭の困りごとに対しては、私の環境だと幸いなことに

  • データは消えなかった
  • Huawei ID は入れなくても使える
  • モバイルアプリ?を入れなくても使える

という状況です。何が幸いしているのかわからないので、ちょっと消化不良ですが、困っていない人もいる、ということで記事を残しておきます。

 ただ、あれだけ困っている人がいるなら、何らかのアナウンスがあっても良いんじゃないか、とも思います。

追記

 またアップデートが出ていたので、ドキドキしながら更新しました。バージョンは 9.0.4.396。更新直後は、また英語になってしまいましたが、何回か再試行したりアプリを起動しなおしたりしていたら日本語に戻りました。

 文字盤のバリエーションが増えるのを待っているんだけどなー。

追記その2

 2019年8月5日付でアップデートが出ていました。相変わらず、Google playのコメントは「動かなくなった」とか「Huawei IDを入力しないと使えない」という感じだったので、JSバックアップで現状の「ヘルスケア」アプリのapkバックアップを実施し、意を決してアップデート。バージョンは9.0.6.431になりました。

 今回は英語になることもなく、実にスムーズ。相変わらず、Huawei IDを入れろとも言われないし。前のバージョンより心なしか、動きがキビキビしているように感じます。

追記その3(ついにIDが必要に!)

 ついに来てしまいましたー。Huawei ID。モバイルサービス。ウーム。

shimimin.hatenablog.com

ファーウェイIDについては、よく調べたほうが良いかもしれません。そんなに怖くない気もするけれど。声明はこちら。アイルランドに会社を立てているそうです。

https://id7.cloud.huawei.com/AMW/portal/agreements/accPrivacyStatement/ja-jp_accPrivacyStatement.html?version=europe

追記その4

Android10に変えたら、アプリ更新を AppGallery というところでやらなくてはならなくなったので、メモを書きました。

shimimin.hatenablog.com

過去の評価記事(参考)

shimimin.hatenablog.com

shimimin.hatenablog.com

(以下宣伝。オレンジとグリーンのモデルが追加されています)

 

Roaming Mantis(家庭でも中から攻撃される時代…)

 Roaming Mantis というマルウェアAndroid とか iPhoneをターゲットに活動しているという記事を見かけました。

tech.nikkeibp.co.jp

 企業向けのネットワークでは、標的型とかで随分やられていることもあり、結構前から「ゼロトラストモデル」ということで、誰も信じないのが普通になってきていますが、家庭の方は、何となくルータ入れておけばいいよね位の感覚が残っていると思います。

 少なくとも、ルータのパスワードを出荷時のまま簡単な奴で放置しているとか、パスワードなしで入れるとか言う状態は、もう完全にアウトな時代です。

 以下では、カスペルスキーさんのブログを紐解きながら、マルウェアへの注意を喚起したいと思います。

もともと、どんなマルウェアだった?

 最初の記事はこのあたりです。去年の4月ですね。

https://blog.kaspersky.co.jp/malicious-facebook-apk/19968/

https://blog.kaspersky.co.jp/roaming-mantis/20105/

 怖いのは、家庭で使われているようなルータのDNS設定を変更して、マルウェア配布サイトに誘導するというところ。マルウェア自体は、見るからに怪しいのでインストールする人は(この時点では)少ない気もしますが、Google Play 以外からでもインストールできるような設定にしている方は、設定を見直したほうが良いでしょう(特にアマゾンアプリストアを使っている人)。

 Android8.1だと「アプリと通知」→「特別なアプリアクセス」→「不明なアプリのインストール」でしょうか。とにかく、Chrome とか Facebook のふりをした、変なアプリをインストールさせようとする、のが当初の動きだったようです。

さらなる進化→iPhoneもターゲットに

 5月になると、さらに進化して iPhoneをフィッシングサイトに誘導することもできるようになったとのこと。

https://blog.kaspersky.co.jp/roaming-mantis-update/20383/

 ここで偽装するURLは「security.apple.com」という、ありそうな名前。DNSを乗っ取っているのでやりたい放題です。AppleIDとか、クレジットカード番号とか抜かれます。怖い...

 マルウェア自体も進化していて、多くのバックドアコマンド(pingなんかも含まれる)が実行可能だったり、coinhive のマイニングを走らせたり(これは異常にCPUを食うそうなので気づくと思いますが)、さらに悪徳な感じになっています。

そもそもルータはどうやって乗っ取られたのか?

 これについては、LACさんがハニーポット的なものを仕掛けて、攻撃を観測されています。

www.lac.co.jp

 ルータの管理画面がWAN側に開いているなんて怖すぎですが、そういう古いルータは買い替えないと危ないですね。取り急ぎ、ファームウェア更新を確認。また、パスワードがデフォルトのまま(admin とか password とか rootroot とか)だったりすると、あっという間に乗っ取られて変な設定に書き換えられてしまいます。家庭用でも、パスワードは厳重に

佐川SMS詐欺で拡散を狙う

 10月になると、さらなる進化が。

https://blog.kaspersky.co.jp/roaming-mantis-new-methods/21749/

 一時期話題になった、佐川急便からのSMSメッセージを装い、怪しいサイトをクリックさせる仕組みをつかって拡散を狙うようになったとのこと。佐川SMS詐欺も巧妙で怖いですが、これをプラットフォーム化して、ほかのマルウェア拡散に使うとは...

https://blog.kaspersky.co.jp/malicious-android-app-hitting-japan/19236/

 「変なURLを踏まない」「変なアプリをインストールさせない」というところは、十分に注意する必要がありますね。本当に、嫌な世の中だなと思います。

一年たって、さらなる進化→iPhoneユーザは注意!

 で、1年たって今年の4月。今度は「怪しい構成プロファイルをインストールさせようとする」というように進化したとのこと。構成プロファイルがおかしくなると、攻撃者のサイトにVPNで収容されて、トラフィックが丸見えになってしまう危険もあるそうで、恐ろしいことこの上ないです。

https://blog.kaspersky.co.jp/roaming-mantis-part-iv/22949/

 フィッシングページは相変わらず security.apple.com というそれっぽい名前。しかも、AppleIDだけでなく2段階認証のコードまで盗もうとしているらしく、もう油断ならないことと言ったら。

 で、まだまだ、攻撃者は手を変え品を変え、我々のクレジット情報や端末情報を狙っているのです。

まとめ

 カスペルスキーさんのブログの最後にありましたが、まさに下記3点が重要。

  1. 家庭用ルータのセキュリティを高める。パスワードを変える、ファームウェアを更新する。
  2. SMS詐欺などに注意し、フィッシングサイトに用心する。変な構成ファイルをダウンロードしない。(iPhoneの場合)
  3. 変なアプリをインストールしないAndroidの場合)

 油断大敵です。気を付けましょう。

Happy Hacking Keyboard (HHK) - Professional BT が突然切れる件

 昨年から、HHKB BTモデルがちょくちょく切れる問題に悩み続けている。

shimimin.hatenablog.com

 今日などは、スリープから戻ったらイキナリ切れてた。何なんでしょうか、この不安定さは。しかも切れ方がいやらしくて、Windowsは「つながっている」と主張し続けているものの、入力ができないというもの。デバイスを一度削除して、またPINが表示されない中を、タイミングを計って「0000」を打ち込んだりと面倒な手順が必要になるのです。

 解決策を見つけたわけではないのですが、前回から多少、環境が変わっているのと、アップデートがあるので再度エントリーします。

環境

本体:ThinkCentre M715q (Ryzen 3 Pro)

OS: Windows 10 Home 1809

変わったようで変わっていないというか。BTのHIDデバイスなんて2006年製だったりするから、何かあるんでしょう、何か。

ジタバタ3発

 何が原因なのかよくわからないのは気持ち悪いです。世の中の多くの人も困っているようで、結構こんなページでも読みに来てくれたりします。ここでは気休めかもしれませんが、もう少し詰めてみる方法を載せておきます。

1.キーボードのリセット

 まずは、キーボードをリセットしてみるのがPFUの公式見解らしいので、やってみます。

キーボードのリセット手順

  1. キーボードの電源を入れた状態で、Fn+Qキーを同時に押す。
  2. 青いLEDが点滅したら、Fn+Z+Deleteキーを同時に押す。
  3. LEDがオレンジ色に点灯したのち、消灯(電源断)。

以上

 あまりに頻繁に切れる場合は、ファームウェア更新に応じてくれる場合もあるようです。

2.Bluetooth関連デバイスの「電源の管理」をオフにする

 あとは、こんな気休めも。

 デバイスマネージャーからヒューマンインターフェイスバイスを選び、「Bluetooth HIDデバイス」を右クリックして「プロパティ」を選び、下記のように「電源をオフにできるようにする」チェックボックスを外します。的外れのような気もするのですが、デスクトップで使っていて、BTごとき小電力を節約してもらう必要もないですし。

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ジタバタその2

 上記以外にも、もう一か所あります。デバイスマネージャ→ Bluetooth の中に、「Realtek Bluetooth Adapter」というのがあって、そこでも同じように「右クリック」→プロパティ→電源の管理を選び、チェックボックスを外しました。

3.PANの無効化

 もともと切断状態なので、あまり意味がないような気もするのですが、ダメ押しとして、BTのネットワーク接続を「無効」にセット。これは「コントロールパネル」→「ネットワークと共有センター」から「アダプターの設定の変更」を選んで、右クリックで「無効」を選べばよいです。

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さらにダメ押し

闘いは継続

 結局、またもや様子見フェーズ。すっきりしないですね。HHKBは好きですが、このBTモデルを選んだのは失敗だったような気が...

 周りにあまり電波が飛んでいないところなら安定するという記事がありましたが、さてどうなるか。これだけめんどくさいと、そろそろ捨てたくなってます。せっかくのBT、値段も高級なのに、残念ですね。

greenvip.jp

(以下宣伝:有線モデルのほうがよさそう)