iPhone SE(第二世代)を使っている家族が、「最近しょっちゅうフリーズする」というので、どういうことなのか調べてみました。やはりバッテリー周りが怪しいような。
同じ iPhone SE(第二世代)でもベンチマークの差が出る
まだバッテリーが元気な iPhone SE と、バッテリーの状態が「サービス」で、最大容量も 79% になっている iPhone SE (世代はどちらも第二世代, iOS 17.3)で Octane 2.0 を走らせたところ、結構な差が出ました。バッテリーが弱っていると、遅くなるようです。CPUが同じなのにこんなことがあるんだなぁ...
この辺の記事を読むと、「パフォーマンス管理」というものらしい。
どんなパフォーマンスに影響するのか?
引き続き関連記事を当ってみます。
これによると、バッテリーが劣化するとこんなことが起こる可能性があるそうです。
アプリが起動するまで時間がかかる、フレームレートが低くなる、ワイヤレスデータ通信のスループットが低下する、バックライトが暗い、スピーカーの音量が低いといった症状が現れる可能性があります。
冒頭の体験談を考慮すると、「時々動作が止まるような感じがする」というのも症例に追加してほしいですね。「アプリが落ちる」という場合もあるそうです。まさかバッテリーがへたっているせいだとは思わないですよね...
結局どうするのが良いのか?
バッテリーが劣化しているのが原因ならば、交換するしかなさそうです。iPhone SEシリーズなら、純正だと11,200円。ちょっと前までは、もっと安かったみたいですが...円安が恨めしいですね。
もう数年使ったから中古で売る、という方法もありだと思います。最大容量が80%未満だと査定額が通常よりマイナスになるようですが、1割ダウンくらいで収まるかもしれません。
それにしても、iPhoneシリーズはCPUが速いせいか、バッテリーについても結構シビアなんですね。突然のシャットダウンを防ぐ、ということが優先されているのかもしれませんが、「アプリが止まる」「落ちる」というのはちょっと困ります。